時事川柳（６月）
＊以下、カッコ内は雅号。
立小便 批判を爆買い 中国人 (靖国事件)
いいねしたポストは未知の“Ｘ”に(閲覧不可)
オレンジをギュッと搾って規模縮小(🧃市場)
プレサンス冤罪 マジで検察なめんなよ(民意)
あのひと都このひと都つなぐ婚活支援 (稼働)
都知事選 投票用紙が 短冊に (7.7開票)
NHKからまず都民を守りたい(N国候補乱立)
数十年 消えない泡沫 という発明 (Dr.中松)
アチラ側じゃない人に都を託したい (覚醒者)
ざこば師も 歯に衣着せる 天上界 (大物数多)
印税の 恵みでキレイに なるMEGUMI(重版)
幽霊で 顔色良くなる 稲川さん (怪談巡業)
PVに「目を瞑って」は通用せず(Mrs.青林檎)
JRA 粗暴な二騎手に 鞭を打つ (騎乗停止)
ボケ爺の リハビリ手伝う トランプ氏(討論会)
岸田首相 千日の行 あるいは業？ (在職日数)
ミサイルで主張す北朝ここにあり(月例報告)
かけがえない 命と針とを 刺し違え(家畜羊)
思いやり ワクチンこそが 重い槍 (実は負担)
毒出そう 愛する人を 守るため (本末転倒)
厄年も 恐れぬ不ワクの 四十歳 (惑害無縁)
打ってない 奴を討ちたい DS屋 (手変品変)
梅雨どきの 心を晴らす 雨の歌 (名曲多数)
梅雨入りも猛暑続きとは梅雨知らず(空梅雨)
「雨を見たかい」 逆の意味から 質問し(CCR)
傘かしげ 出来ぬ猛暑に 首かしげ (梅雨は？)
てる坊主 片付けた途端 大雨に (線状降水帯)
妖精も 弾ける夏に 至っては (夏至パレード)
夏よ恋 若草背伸びし 色気付く (思春期)
植物も 体毛も伸びる この時期は (成長期)
巷間の「出たー」をゴキが独り占め(霊は来月)
地震から 明けた今年も 後半へ (矢の如し)
夏到来 今は日傘も ジェンダレス (男女平等)
高らかに 「夏が来たぞ」と 蝉声し (蝉手宣誓)
【選者後記】
◎暑すぎて てるてる坊主を 逆恨み
そろそろ梅雨かぁ…と気が重くなっていたところ、どっこい気温爆上がりの毎日。あまりの暑さに、逆にひと雨降ってほしいと願うありさま。Have you ever seen the rain？梅雨はどこへ行った？
◎七転び 八起きで都知事か 中松氏
発明家のドクター中松氏は、’91年を皮切りに今回が通算八回目の都知事選出馬となります。その間には当然、亡くなられた方々（他の候補者）も大勢います。そんな中でも、相変わらず元気なお姿を見ると、ちょっと凄いな…と感じてしまいます。一票入れるかどうかは考え中ですが、そろそろ名誉都知事くらいにはしてあげてもよいのではと。
◎逆に重宝 される未接種 パスポート？
その東京都が、新たに都民向けのお見合いサポート的なことを始めるとか。未接種の人からすれば、接種済の異性と交わることは自殺行為です。逆に接種済としては、何とか優良な遺伝子を残すべく喉から手が出るほど未接種者を求めているはず…何の話か解りませんよね。解る人には解る話。
◎トラの前に 出されて固まる バイデン氏
前回選挙で、不正集計の末に大統領に就任した（とされる）バイデンお爺ちゃん。当節では民意にもすっかり見離され、ボケはますます酷くなるばかりのよう。選挙においては、日本もまた例外ではないようです。バックにある巨大な利権組織により、票が捏造されるなんてことも当たり前にあるようで。…いや、あくまで噂ですけどね。
◎夏なのに 震えて眠る ワク推派？
コロナの渦中、我々に接種を勧めた著名人が多数いました。その知名度につられて打ちに行った方も多いと思います。ところが、最近ではその危険性が徐々に明るみになり…。一部情報によれば、ワク推派はさんざん嘘で人々を陥れた罪として逮捕間近だとか。あれ、もしかして震えてます？ひょっとしてコロナなんじゃないんですか？ほら、早くあなたの大好きなお注射を打ちに行かなきゃ！
◎草陰の そこかしこにほら 妖精が
当方は未だ肉眼でお目にかかったことはありませんが、植物の成長ぶりを見るにつけ、妖精は確実に存在するものと確信しております。妖精は木の枝や草の陰から、常に我々の行いを見ています。神社の石柱に立小便など言語道断。天誅が下ります。皆様も妖精を意識しながら生活して下さい。
◎静けさや 土に聴き入る 蝉の声
いよいよ短い夏の到来です。あと一週間もすれば、各地で蝉の大合唱が始まることでしょう。今はまさに嵐の前の静けさ。そっと土に耳をすませてみれば、蝉たちのヒソヒソ話が聴こえます。え、聴こえない？それは眠眠ゼミでしょう。
◎’24年 明日からいよいよ 後半へ
TVアニメ・ちびまる子ちゃんの「後半へ続く」というナレーションではありませんが、気がつけば今年ももう折り返し地点。何は出来ずとも、とにかく健康で日々を暮らしたいですね。それにはまず、身体に蓄積した（させられた？）毒を出すことです。あ、くれぐれも「毒を吐け」という意味ではありませんので、お間違えのないように。（駒）
《妖精さんに捧げる一句をお寄せ下さい》
atsu-wa-natsui-iyaiya-chigauyo-natsu-wa-atsui.mijikai-natsu-wo-tanoshimou@senryu.jp
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？