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梅雨どきはイエローな気分💛:五行学説

中国伝統医学(中医学)の理論の一つに、陰陽五行説という学説があります。
陰陽五行説は古代中国の自然哲学で、変わりゆく季節と人体との関連など独自の解釈を持ち、私達の心身の健康に役立つヒントを与えてくれます♡
陰陽五行説は「陰陽学説」と「五行学説」の二つの理論から成り立ちます。

今回は「五行学説」から、梅雨の時期を元気に過ごす養生法をピックアップします!

まず五行学説とは、自然界の万物を「木・火・土・金・水(もく・か・ど・こん・すい)」の五行(5つの性質)に分類し、それぞれが互いに助け合い、時には抑制し合ってバランスを保ち循環しているという考えに基づいています。
各行は臓腑や感情、季節、色などに関係し、互いに関連し合っています。
*中医学での「臓腑」はいわゆる内臓を指しますが、働きなど西洋医学の概念とは少し違います。

この梅雨の時期は、五行の「土」に当てはまり、関連する臓腑は「脾胃(ひい)」で、色は「黄色」になります💛
脾胃は消化・吸収を担う臓器です。
梅雨の湿気は、特にこの「脾」を傷めます💧
脾は温かく乾燥した環境で良く働くので、冷えもよくありません。
脾胃の働きが弱まると、食欲不振・むくみ・下痢・だるい・頭が重い・めまい・お腹の膨張感・関節炎・冷え症などの症状が出ます。

そんな時は、黄色い食べもので脾を癒して元気をつけます😋
例えば、さつまいも、とうもろこし、かぼちゃ、カリフラワー、栗、大豆、きびなどです。
どれも「甘味(かんみ)」という甘みを感じる食材で、滋養の作用があります。こちらも五行の中の梅雨の時期に関連します。
また、テーブルに黄色のランチョンマットを敷いたり、お花を飾ったりするのも良いと思います🌼
カラーセラピー的にも、食欲増進や消化を促す色とされています。
私はあんずに黄色系の散歩着を着せています😁

食養生としては、合わせて水分や湿気を代謝する食材を摂ると良いですが、長くなるので今回は書くのパスします😅もう十分長い〜
あとは冷たいものを控えましょ〜💦

こんな風に中医学の観点で、季節ごとの養生を実践するのも楽しいと思います😊

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