見出し画像

時々遭遇する未来からの応援者。

時々、この人は今一瞬通りすがりの人の姿を借りた神様か!!と思うような人に遭遇する時があります。

4月になりましたが引き続き第2子の育休を延長することになりました。

その事については随分と悩みました。
最終的に決断できた時のことはnoteにも残しています。

まだどうしようかなぁと迷っていた時のこと。
娘を抱っこしながら近所を歩いていると、おばあちゃんが話しかけてくれました。
「可愛いねぇ。私ももっとゆっくり子育てすれば良かったって、後悔してる。」

年齢はおそらく80代位。女性は結婚したら家庭に入る。という時代を生きた方だと思います。今みたいに共働きが当たり前という時代ではなかった時を生きた方ですら、そう思うんだ….。

「これは、私にも、もっとゆっくり子育てしたら?って、神様からの言葉!?」
直感でそう思いました。
育休延長への後押しの言葉のように思えたのです。

おばあちゃんの姿を借りた、神様からの言葉なのでは!?

よく、悩んでいる時にたまたま開いた本の1ページに答えがあった、みたいな話、聞いたこともあるし自分自身も体験したこともあります。
それの、人間の姿を借りた神様からの伝言パターンもあると思うのです。

ここまで書きながら思いましたが、「そう、思いたい。」という願望も含んでいます。
ということは、本当はもう答えが出ていたんですよね。心では育休を延長してもっとこの貴重な時間を味わいたいと。でも後押しが欲しかった。そこにタイムリーな言葉が来たからそう受け取りたくなった。

あの時のおばあちゃんの言葉で一気に気持ちが育休延長へと傾きました。
私よりもずっと先を生きてきた方の後悔を教えてくれるって有り難いことです。
あの時のおばあちゃんは間違いなく未来からの応援者だったって思っています。

後悔のない子育てなんてないと思うけど、育休延長した所でどうしたって後悔はすると思うけど、少なくとも、「やっぱり育休延長してあと少しでも上の子の送迎を道に咲いてる花を見ながら味わいたかった。」この後悔は避けることができました。

そして最終的に、あじさいと言えなかった息子が息子なりの「あーさい」を言えるようになった時間のもう少し先も、あと少し一緒に見ていたい。そう思って決断できました。

あの時のおばあちゃん、話しかけてくれてどうもありがとう。サラっと後悔したことを教えてくれて、ありがとう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?