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根拠のない自信のある子に育ってほしいなぁ。#150

娘の着ている服の新妻感がすごい。

肩周りのフリルが新婚さんが着るエプロンみたいで、いや、新婚だからってフリル着るかは知らんけど 笑

このサイズ感のちいさな人がせっせとお料理するところを想像したりして、勝手に口元が緩む。


ご自愛月間が思いもよらぬフェーズに入っている。

自分の子ども時代までもを癒そうとし始めている。

根拠のない自信のない子どもでした。

心当たりはやっぱり、子どもの頃かけられていた、言葉。

「ひとりじゃ何もできないくせに!」

これが、いつも最後に付け加えられていた。

「もう知らない!勝手にしなさい!ひとりじゃ何もできないくせに!」

とか、

その時々のフレーズは色々だけど、最後に決まり事のように、怒られる時はセットで言われる言葉だったなぁ。


昔の職場の尊敬していた先輩がいます。

とにかくいつも前向きで自信に満ち溢れている。

「できる!できる!」が口癖だったような。
私が作り上げたイメージかな?笑

でも、ほんとそんな感じで、そして言葉の通りぐんぐん前に進んでいく感じ。

あまりに自分と違いすぎて、なんでこんなに自信満々でいられるんだろう?

もちろん本人の、積み上げた努力とか、それによる成功体験。

そういう所も大いにあると思うけれど、

行き着いたのは、お父さんお母さんがきっと、子ども時代にかけていた言葉なのかな?ということ。

「〇〇はすごいね!何でもできるね!」

とか、そういうアゲアゲな言葉をいつもかけてたんじゃないかな?

本人に聞いてみたことはないけど、何となくそんなご両親の姿が想像できました。

「ひとりじゃ何もできないくせに!」の呪い。

それが初めて解け始めたのは、一人旅にはまり始めた頃。

それまでは、何か失敗して落ち込むと、

「ひとりじゃ何もできない、ほんとそうだわー。」

言葉に引っ張られすぎ!
もう完全に、呪い 笑

今ならそう思えるけれど、

母が仕切る家に身を置いていた時は、完全に刷り込みでした。

それが一人旅にはまって、知らない土地で自分で何でも調べて行動できるようになって自信がつき始め、

やがて一人暮らしを始めてもっと自信がつき、

自分の家庭を持った今。

「ひとりじゃ何もできない」

どころか、

夫不在がちでほぼ一人で回す日常。

「いやいや!ほぼわしひとりやし!」

と、強制的に呪いは解かれた 笑

ずいぶん遠回りしたけれど、

自然と解けた呪いも、ある。


自分の子どもには、ひとまず、私と真逆の、

「根拠のない自信のある子」に、

なってほしいなぁなんて、思っている。

娘の名前、最後の一文字の、音は私と同じ。

だから最初、「〇香」にしようと思った。

おそろいかわいい!と、はしゃぐ私。

でも、できなかった。

「私と一緒になってほしくない。」

「私とは、全然違う人間に、なってほしい。」

それであえて、字を変えた。


子どもは自分の分身ではあるけれど、
当たり前だけど自分とは全く違う人間だ。

娘の名前、私は気に入っている。


子どもには、何か新しいことができると、

「すごいね!」

そして最後つぶやくように、

「〇〇はすごいな~何でもできるな~」

と、ひとりごとのように言っている。

刷り込み作戦だ 笑


子育てが始まって、自分癒しの旅が始まるなんて、想像もしていなかった。

本が好きなくせに、育児書の類いは、全然読まない。

読むと余計に迷ってしまいそうで、手が出ない。

まずはシンプルに、

自分が言って欲しかった言葉を、かけたい。

自分がして欲しかったことを、してあげたい。

私の子ども時代には間に合わなかったけれど、

今も子どもの私が、膝を抱えてすみっこに、住んでいる。

そのリトル友香さんと、

2人のリアルリトル友香さんを、(紛らわしいな)

3人まとめて育てていこう。

そんな作戦だ。


てことは、3人育児!?

ひ~!子どもは2人でもういいやと思ってたのに、

もう1人、いたーーー!笑

まさかの展開。

でも、これからますます面白くなりそうです。


さぁ

今日も

新しい一日が

始まります。


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