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オタクのアニメ鑑賞録Vol.213「ひぐらしのなく頃に解」
①面白かった度:★★★
②見た話数:24話/24話
③好きな曲:-
④コメント:
本作は「ひぐらしのなく頃に」のシーズン2にあたるタイトル。シーズン1では明らかにされなかった雛見沢の秘密が次々とベールを脱いでいき、さすがタイトルに「解」の文字を冠するだけはあると思った(今回の記事はネタバレを含みます)。
シーズン1では、バイオレンスで厭世的な展開が視聴者のチャンネルを変えさせない緊迫感を醸し出していたが、今シーズンは主人公一派が運命に立ち向かうというどちらかという前向きシナリオとなっている。
回を重ねるうちに、主人公の前原圭一(まえばらけいいち)の登場頻度が主人公と呼べるラインをはるかに下回っていき、その存在感が銀河の彼方に霞む中、主人公一味のロリ担当、田村ゆかり演じる古手梨花(ふるでりか)が主人公並みの露出度となる。
加えて、単なる診療所の看護師かと思っていた鷹野三四(たかのみよ)の露出度もうなぎ登り。体感としては、前原圭一が出ない回はあれど、鷹野三四が出ない回なしといった感じ。まさに脇役の下剋上。
どうでもいいのだけど、鷹野三四って銀河鉄999のメーテルに似てません?
<鷹野三四>
<メーテル>
・・・ルックスは似ていても、鷹野さんからの邪悪なエネルギーが隠し切れていませんね。
本編では、そんなメーテル鷹野派対主人公一派の戦争みたいになるのだが、主人公チームが園崎家の地下室で鷹野派に追い詰められている時、皆でさっさと逃げればいいのに、グズグズしているから敵に捕まった味方を殺すと脅され、交渉材料にされているシーンは見ていてモヤモヤしてしまった。
あそこはさっさと逃げておけば敵も捕まえた捕虜を交渉材料にも使えず、古手梨花を逃がすという本来の目的を遂げられたと思うのだが、いかがだろうか。
見方を変えれば、こうやってアニメの展開に一喜一憂できるということはいいアニメの証。
ともかく、これで雛見沢の秘密は大体明らかになったかな・・・と思ったら、まだオヤシロさまの祟りの仕組みが全くの手つかずだった。
まったく、どでかいスケールの物語だぜ・・・
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