科学についてのスタンス

 はい、というわけで今回は科学について占い師目線で書いていきたいと思います。
 とはいえ、この記事そのものが私の考え方を紹介するものなので、当たり前のことしか書きません。科学ってすげーよ。祈願で治らない病気がお薬飲んだら治るんだから。

 まぁそんなこんなでお察しの通り。最近はヤバい占い師がちらほら目に付くだけで、殆どの占い師は「病気のことは医者に聞け」「科学のことは科学者に聞け」ってスタンスなんじゃないかしら?
 占い師の中で神様を信じているという人は非常に多いですし、私もその中の一人です。
 ですが、神様がこの世界をお創りになられたとして、医学的な側面や物理的な側面から、この世界をどのようにお創りになられたのかを探求するプロは、医者や科学者だと思うのですね。
 占い師はあくまでも「占い」という方面から神様がどのように世界をお創りになられたのか探求したり、そのような知識を用いて相談者様のお悩みを解決するプロです。役割が違う。

 というわけで、私は「医学? 科学? 普通に併用していけばよくね?」というスタンスです。というのがまずは一点目。

 もう一点。コトバンクより引用。
現代では,科学を,自然についての,人間の経験に基づく客観的,合理的な知識体系であって,厳密な因果性の信頼の上に観察と実験を武器にした専門的,職業的な研究者によって推進されている,物理学,化学,生物学などを含む学問の総称,と定義することができる。
 要するに、「科学」っていうのは現代における神なわけです。神神様が存在するとしたら、それはスーパーマンな存在ではなくて科学の神様だと私は考えます。
 分かりますでしょうか。
 「科学」って言葉、ものすごーーーーーく意味合いが重たいんです。
 ……そう、「これは科学なんだよ」と言ったら、それがある種の権威になるぐらいに、「科学」という言葉は重い。
 嘗ての時代の「神様」と同じように。

 ですので、私は自分がやっていることを「科学的なこと」だとは言いません。
 自分がやっていることが「科学的である」と実証するには、ものすごい時間と手間がかかりますからね。
 ただただ、相談者様の役に立つ方向に。相談者様の人生が少しでも明るくなるように。尽力している、それだけです。

 「科学」を気軽に吹聴する存在にお気を付けくださいね。
 それは「私は天使だ」「私は神だ」と同じぐらい、重たい宣言ですから。

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