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乃木坂46 30thシングル選抜への考察

昨日OAされた乃木坂工事中で30thシングルの選抜メンバーが発表されましたね!

センターに就任したのは4期生の賀喜遥香さんです。3・4期生がセンターに選ばれる機会が増えている様子を見る限り、乃木坂46の世代交代は着実に進んでいるようです。

個人的に嬉しかったのは、佐藤楓さんが選抜に加入したことです。以前の記事で書いた通り、彼女の選抜加入は僕の念願でした。それがようやく叶い、発表時には思わず声を上げて喜んでしまいました。以降のシングルでも選抜メンバーでいられるよう、彼女のパフォーマンスに期待します。

さて、30thシングルの選抜と29thシングルの選抜を見比べてみると、興味深い点が出てきました。

今回は、30thシングル選抜発表結果から僕が見出した注目ポイントとその考察をアウトプットします。


30thシングルはもともと20人編成だった?

これまでの選抜発表の様子を見返してみると、リハーサル室やレッスン室とでも呼ぶべき場所で開催されていることが分かります。恐らくは乃木坂46合同会社が所有している物件でしょう。

しかし、30thシングル選抜発表の映像を観察すると、その開催場所がこれまでと異なることが分かります。

あの場所は29thシングル発売記念オンラインミニライブが開催された会場ですね。会場の設営状況やメンバーの服装を見る限り、このライブと同日に選抜発表が行われたと見て間違いないでしょう。それは【2022/06/19】です。

選抜発表結果が視聴者に公開されたのは【2022/07/17】ですから、およそ1ヶ月前には30thシングルの選抜メンバーが決定していたことになります。

ファンに選抜発表結果が公開されるまでにこれほどの期間が空いていたことを考慮すると、恐らく選抜メンバーはもともと20人編成だったのではないかと僕は思います。詳しく述べていきましょう。

まず大前提として控えておきたい事実は、29thシングルは18人編成だったのに対し、30thシングルは19人編成になっているということです。

次に今回の選抜発表で注目すべき点は、3人のメンバーが新たに選抜に加入したことです。金川紗耶さん、佐藤楓さん、弓木奈於さんですね。偶然か必然か、この3人は29thシングルのアンダーでフロントに立っていました。

ちなみに、29thシングルのアンダーライブが実に好評だったことはしばしば耳にするところであり、その成果・実績が認められたが故の人事なのかもしれませんね。特に佐藤楓さんはアンダーライブで座長を務めた功績は名高いです。

2点目は、中西アルノさんが選抜から離脱し、例の3人と彼女以外は29thシングル選抜メンバーと同一で立ち位置が変わっただけということです。となると、中西アルノさんの枠が例の3人の1人で埋まり、そこに2人が加わったとなれば合計人数は20人です。

【2022/06/19】時点では、この20人で選抜メンバーが確定していたのだと思います。しかし、そこから事件がありました。

4期生の早川聖来さんは今や選抜メンバーの常連です。【2022/06/19】のオンラインミニライブにはスケジュールの都合上参加していませんでしたが、この選抜発表時点では通常通り活動していました。それについては僕自身が証人であり、【2022/06/21】に彼女が出演する舞台を鑑賞しています。

しかし【2022/06/24】に早川聖来さんは体調不良を訴え、舞台が中止する流れとなりました。最終的には【2022/07/10】の発表があった通り、彼女は当面の間活動を休止して長期療養に入ることとなりました。

そのため、当初は選抜メンバーは20人で編成されていましたが、早川聖来さんがそこから離脱したことで結果的に19人編成となったのだと思います。

急遽空いた枠に代替のメンバーを入れなかったのは、早川聖来さんが活動復帰した時に選抜へ戻りやすくするための配慮なのかもしれませんね。

10th YEAR Birthday LIVEのリハーサルや本番、舞台の稽古、ラジオやのぎおびへの出演等、昨今の早川聖来さんはあまりに多忙だったと思います。心労も重なっていたでしょう。今はゆっくりと休んでほしいと思います。


弓木奈於の快挙

新しく選抜に加わった3人の中で僕が特に注目しているのは弓木奈於さんです。彼女は新4期生で初めて選抜に加わったメンバーです。

4期生は2018年に乃木坂46へ加入しています。それに対して新4期生の5人は2020年に乃木坂46へ加入しており、4期生に比べて約2年ほど加入が遅れています。

4期生の中には、最近になってようやく選抜に加わるメンバーもいます。つまり加入してから選抜に加入するまで約4年を費やしているんですね。それにも関わらず、弓木奈於さんは乃木坂46も加入してから約2年で選抜に加わりました。

これはかなりの快挙だと思います。

なお、4期生が努力を怠っていたとか実力が低いとかいうつもりはありません。あくまで弓木奈於さんがこの時期に選抜へ加わったことが、どれだけすごいことなのかを分かりやすくするための例として挙げています。

もともと弓木奈於さんが個性的なキャラクターであることは知られています。特に彼女の日本語は色んな意味で危なくて面白い。その際立った存在感がきっかけで、ラジオやバラエティ番組に出演する機会が多いです。最近ではドラマの出演もありましたね。

このような活躍の機会に乗じて、弓木奈於さんは人知れず努力を積み重ねてきたのだと思います。

そして、彼女の人となりが選抜加入を決定づけたことも可能性としてあり得ると思います。これは芸能人としての才能に相違ないでしょう。バラエティ番組等の芸能の場では、あのような際立った存在が必要なのだと思います。

選抜という最高の経験値を得られる立場を活かし、その才能が音楽番組等で光って新たな活躍の場が増えていくことを期待します。


5期生がいない!

30thシングル選抜発表結果を見ると、5期生が一人もいないことが分かります。29thシングルでは中西アルノさんが5期生で唯一選抜に加わっていたにも関わらず、30thシングル選抜に5期生の姿は皆無です。

これは乃木坂46の運営陣の反省・学び・改善の表れだと思います。

29thシングルの活動期間を通して、中西アルノさんに限らず5期生を選抜に入れるのは早すぎるということを感じたのではないでしょうか。

乃木坂46は新規生がセンターを務めることはもはや恒例です。ただし、3期生や4期生がセンターに就任したのは乃木坂46新メンバーオーディションに合格してからおよそ1年ほど経過してからです。

3期生や4期生の例であれば、その1年間で「3人のプリンシパル」やその期生のみで活動を行い芸能人としての育成を図っていたのでしょう。

しかし、5期生においては【2022/02/02~2022/02/09】にかけて大多数が加入発表され、【2022/02/23】には乃木坂46時間TVで29thシングル表題曲を初披露というスケジュールでした。

当然ながら「3人のプリンシパル」を経た育成は行われていません。そしてプリンシパルは2022/07時点でも開催されていません。

確かに、5期生はオーディションの最終段階で研修期間が設けられており、育成が全く行われていないというわけではなさそうです。しかし、つい先日まで一般人だった女の子が日本中の注目を集める立場に就任するのは早計であることは当然でしょう。中西アルノさんが背負ったプレッシャーは想像を絶します。

2022年の初旬は5期生に対する世間の期待・機運が高まっていた時期でした。乃木坂46の運営陣もそれを感じ取り、5期生を登用すれば大きな話題を呼べるという狙いがあったのでしょう。

しかし、期待・機運が高まっていたことが裏目に出て、結果的にとてつもない傷を負うことになりました。その経験と5期生に育成が必要である認識が相まって、30thシングルでは5期生を選抜に起用するのは控える意思決定に至ったのだと思います。

新・乃木坂スター誕生!、10th YEAR Birthday LIVE、真夏の全国ツアー2022、有力な雑誌メディア等、個人差はあるものの5期生が活躍する場面は順調に増えています。それは同時に芸能人としての育成も行われていることでもあります。

また、プリンシパルは乃木坂46に新規生が加わったときの恒例行事であり、5期生においてもいずれ開催されるでしょう。真夏の全国ツアー2022が終われば、いよいよ発表があるかもしれませんね。

5期生が背負うプレッシャーは、これまでの新規生が背負ってきたものより明らかに大きく、そして異質だと思います。逃げ出したくなるくらいに辛いこともあるでしょう。今は先輩との関係を育みつつ、少しずつで良いから芸能人としての実力を養っていってほしいと思います。


まとめ

30thシングル選抜の19人は、1期生の3人、2期生の1人、3期生の6人、4期生の9人で構成されています。

もし早川聖来さんが療養に入っていなければ4期生は10人だったかもしれません。選抜の半分が4期生ということになります。最初に述べた通り、世代交代が進んでいることが分かりますね。

ここからさらに主に1・2期生の卒業生が現れたり、5期生から選抜に加入するメンバーが現れたりすれば、より加速度的に世代交代が進んでいくでしょう。

賀喜遥香さんが2度目のセンターに就任したのは、このような世代交代をより印象付ける意図があるのかもしれません。

彼女にはとてつもないプレッシャーがのしかかっていることでしょう。しかし、彼女の才能に乃木坂46の武器であるメンバー間の強い絆が加わることで、そのプレッシャーを超えていけると思います。

30thシングルがどんな曲になるのか楽しみですね!「ジコチューで行こう!」のように、夏という季節に合わせた軽快な曲調になるかもしれません。LIVEで披露すれば盛り上がること間違いなしでしょう!

以上、「乃木坂46 30thシングル選抜への考察」でした!!

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