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Vol.5-1 1週間フィリピンボランティア留学

Vol5-1では、フィリピンにボランティア留学に行かれたM.N.さんの体験談(前半)をお届けします。

ボランティアの場所・期間、概要は

ボランティアに行ったのは、フィリピンのセブです。期間は8月の一週間です。
ボランティアでは、フィリピンのセブにあるスラムだったりとか、ゴミ山とかに行って、そこにいる子供たちと遊んだり、そこにいる両親っていうか、 親御さんにインタビューしたりとかしました。あとは、ご飯やお菓子を配ったりしました。

活動中の写真

ボランティアを決めた理由は

ボランティアを知ったのは、私の父が、SDGsに関する仕事、SDGsのカードゲームを広めていこうみたいな仕事をしてるんです。だから、そういう社会問題系に父がすごく興味があって。で、私もその影響ですごいいろんなことを聞いていて、環境問題がどうだとか、色々教えてもらっていたので、(このプログラムを)見つけてきたのは父です。で、それに参加しない?って。
元々、海外にその期間で行きたいなと思ってたので、 ただの留学じゃなくて、そういうボランティアとかで新しい世界を知れるんだったら、ただの語学留学とかよりそっちの方がいいかなと思って、セブに行くことにしました。

実際どうだったか

(スラムの様子は)思ってたのとは全然違くて。スラムっていうとすごい危険なイメージがあって、もう銃とかいっぱいなんじゃないかとか、色々思ってたりしたことあったんですけど、実際に話してみると、みんな英語も結構喋れるし、 優しいし、フレンドリーだし、SNSとかにも普通にアクセスできているとか。色々、やっぱ偏見とは全然違うんだなっていう印象を強く受けました。

私、元々そんなに子供とうまく交流できる方じゃないっていうか、子供があんまり得意じゃないんです。 だからすごい心配していて。うまく話しかけられるかなとか、みんな泣いちゃうんじゃないかなとか思ってたりしたんです。
そういう意味では、私がすごい、元々うまくいかないんじゃないかっていうマインドセットで行ってたので、それよりはうまくいったかなって感じで。
みんなすごい興味持ってくれて、私が持ってる折り紙とか、そういうのに全部興味持ってくれて、どうやってやんの、とか。なので、 接しやすかったなっていう感じですかね。思ったよりコミュニケーションも取れて。
英語もできない子もいるけど、割とボディーランゲージとかで伝えられることもあるんだなっていうのも思ったし、言語がわかんなくても、お互い受け入れる姿勢みたいのを見せれば、なんとかなるんだなっていうのは思いました。

事前準備やオリエンテーションについて

オリエンテーションありましたね。その時は私たちの期間以外の人たちもいて、誰がなんだか、いつどこに誰が一緒に行くんだかとか全然わかんなかったけど。
(プログラムは)大体こういう感じで、みたいな。必要なものとか言われました。スケジュールとが、概要とか説明されて、お、そうなんだと思って参加してた感じですね。

荷物は大体普通の旅行と同じです。でも、汚れてもいい服を常に持ってくようにはして。きれいめの服だと、変に目立っちゃうっていうのもあるから、あんまり目立たないように。汚いって言ったらあれだけど、そんなにキラキラした服じゃなくて、 地元の方々に馴染めるような服装を持ってったりとか。
あと、ウェットティッシュとかもいっぱい持ってたかな。手を拭くために必要って聞いたり、ティッシュも持ってきましたし。(宿泊施設の)トイレが流せなかったから、ティッシュ使ったりとかしました。
あとは、おもちゃ。日本からの、子供たちにあげるおもちゃみたいな、持ってきました。でも、何を持ってけばいいのか最初全然わかんなくって、変なの持ってた気がするけども。とりあえず、おもちゃも用意しました。

ボランティアの内容は

4か所ぐらい(スラムを)、訪れて、訪問しました。
最初のところは、 日本で買ってきたおもちゃとか、シャボン玉やったり、スラムの子たちが、ダンスしてるところを見たりとかしましたね。あとは、スラムを連れて回ってくれたりとか、鬼ごっことかしてる子たちもいました。

スラムの様子

シースラム、海上スラムに行った時は、ダンスのパフォーマンスを見せてくれたんですけど、その後に、みんなで、じゃんけんして、負けたら新聞紙を畳んでいくみたいな、日本のよくある遊びみたいの(新聞島/新聞紙じゃんけん)を教えてあげたり、あと、日本語教えてあげたりとかもした記憶があります。

活動はバディーがついてくれていました。みんなどっかのスラム出身だった気がします。
スラムの案内をしたり、現地の言葉と英語の通訳してくれたりしました。日本語に通訳してくれる子も1人いましたね。ペラペラの子が。
バディは大体私たちがいる、宿泊施設まで来てくれて。で、そこで一緒にタクシー乗って移動したりとかしました。タクシー代払うようには言われてました。
で、ご飯も一緒に食べたかな、お昼とか。

1日のスケジュールは

えっと、1日のスケジュールは、朝は各自で朝食を食べて、調達して。で、10時とかだったかな、それぐらいに、(宿泊施設の)下のロビーみたいなとこに集合して、今日は何をします、っていう話を 聞いて。で、その後、お昼を、フードコートに食べに行って、午後は、スラム訪問とか、活動をしました。

スラム訪問する形も、色々ありました。バイクの後ろに乗るバイクタクシーみたいなのに乗ったり、普通のタクシーで行ったり、歩いて行ったりとか、色々ので移動しましたね。

1週間のうちに1日だけオフの日みたいのがあったんですけど、それ以外は毎日どこかしらのスラムとかゴミ山とかに行ってたような感じです。

他の参加者について

他の参加者は全員日本人の大学生と高校生でした。
私たちと一緒にいたのが、15人とか、それぐらいいたような気がします。途中からどんどん来る子たちもいたりとかして、入れ替わっていく感じだったけど。

長期滞在の人たちだけは、マンションとかで分かれてたような気がするんですけど、1、2週間の人たちはみんな同じとこに集まって、 同じ活動して、みたいな感じでした。

その中で交流もありました。やっぱみんな日本人だし、フィリピンで通じる言語って言ったら英語しかないから 協力しなきゃみたいにはなったし。あと、ご飯をたまに一緒に食べたり、夜ゲームをしたりとかした覚えもあります。
みんなの中でのコミュニケーションもすごい大事だったから、それはすごいみんなで頑張ってたなっていうのがあってです。 わりかし仲良かったんじゃないかなって思います。
1回大学生の部屋に集まって、大学生が作って余っちゃったデザートみたいのを高校生の子たちもみんなもらうみたいなのがあったりしました。

宿泊施設について

宿泊施設は、部屋自体は別に広くはなかったけど、 生活できるぐらいのスペースで。
大体2人部屋かな。私も二人部屋だったから、ベッドが2つあって、シャワーがあって、 トイレがありました。
あとは生活用水をコンビニで買ったりとかしました。飲めないから。

朝食も、頼めば、そのホテルの人が作ってくれたりとかしました。あと、インスタントのお味噌汁用のお湯みたいのも頼めば出してくれ、 温めてくれます。

設備が壊れていることもあって、5日間ずっと言い出せず、水でシャワーにずっと入ってました、みたいな子がいました。


Vol5-2はこちらから。


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