見出し画像

【小学校受験対策】国立小学校に合格する生活習慣と親の在り方

国立小学校は、自主性を大切にし、やらされて行動する子ではなく、自ら進んで行動できる子を望みます。そして、人の話をしっかりと聞ける子、これも大切です。
 

年に数回開催される研究授業では、全国の先生方が多数来校し、多くの方がみている中で授業が行われます。その時に話を聞かずに騒いでしまったり、授業を妨害するような子がいると研究授業がスムーズに進まなくなってしまいます。また、シーンと静まり返ってしまう状況も望ましくありません。先生や友達の話をよく聞いた上で、更に自分の意見も伝えられる子が求められていると言えるでしょう。

では、受験に落とし込むとどういうことが言えるでしょうか。

<小学校受験に置き換えるとどんなことが言えるのか>

■待ち時間は静かに待つ。
■先生の話を聞く。横向かない。先生の目を見て聞く。
■行動観察ではお友だちとコミュニケーションをとって目的に合った行動をとる。
■輪を乱さない。
■適切な言葉を発する。

など、基本と思われることで差がついています。
その基本がまずはきちんとできていること、受験はどうしても人と比べないといけないので、まわりの中で我が子がちゃんとできているのか、冷静な目でみることが大切です。

また、日々の学習に対してイヤイヤ取り組んでいると、表情にでてしまいます。厳しさも必要ですが、抑えつけることはよくありません。頭ごなしに叱ってやらせていると、子どもの表情が曇ってしまいます。かと言って、優しすぎて、親の統制力がなくなってしまうと、幼児期の子どもをうまく受験に導くことができません。
 

メリハリをつけ、「生活の中の当たり前のレベルを上げていくこと」を考えてみてください。求めることは厳しめに、言い方は優しく、という感じです。

<国立小に通う中で感じていること>

子供達が国立小学校に通うようになって何度も感じていることがあります。
家の中の生活レベルが個々の家庭によって大きく違う
ということです。
 
お母さん達と集まると「うちの子全然勉強しない。」と毎回話題になります。皆同じように親は子どもの勉強を心配しているのですが、やっていない、の度合いも大きく異なると思われます。
 うちでは十分やった、と思っていても、世の中もっと出来る子がたくさんいるものです。小学校受験で合格するには、出来る子達の中で、更に出来ている、という状態にもっていかなくてはならないのです。

<国立小のお母さん方とお会いして思うこと>

国立小学校のお母さん方にお会いしていつも思うことが、本当に熱心な方が多いということです。入学してからも、子どもの教育についていつも真剣に考えていて尊敬する方ばかりです。きっと小学校受験のときも、相当力を入れていたことが想像されます。

なんとなく受けてみよう、という方はほとんどいらっしゃいません。

今、お子様の出来ていることは何ですか。得意なこと、お子様の良いところはどんなところでしょうか。そこの部分はもっともっと伸ばしていけると思います。また、課題はどんなところでしょうか?

 小学校受験は、全てにおいてバランスよくできていることが望まれます。特に苦手な分野については、足を引っ張らないように早めにレベルをあげていくことが必要です。苦手な分野は子どもが嫌になりやすいので、毎日少しずつ取り組んでいくのがおススメです。

<生活面でのチェックリスト>

 生活面もとても大切です。小学校の先生方は、子ども達を毎日みて過ごしているので、子どものありのままの姿をよく知っています。作られた姿ではなく、本来のその子の姿を感じっとって合否を判断するでしょう。

 取り繕った姿ではなく、日々の生活を整えていきましょう。
以下、出来ているか確認してみて下さい。

□早寝早起きの生活ができている
□十分な睡眠がとれている
□食しっかりご飯を食べている
□偏食しすぎない
□お菓子を食べすぎない
□テレビや動画は時間を決めている
□幼稚園や保育園の準備を自分でやる
□衣類の着脱が自分で出来る
□お友達と遊ぶ
□絵本を読む習慣がある
□外遊びをしている
□挨拶をする

どれも基本のことのようですが、
基本こそ大切だと思います。
そして、案外できていなかったりするものです。
生活習慣が整っていると、小学校生活もスムーズに進んでいくと思います。

 入学前の時期は親次第で生活を整えやすい時期でもあります。
思うようにいかないことも多々あると思いますが、是非諦めずに続けてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?