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城下町小倉~小倉城・小倉城庭園~

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福岡県北九州市に立つ小倉城。その周辺エリアである城下町小倉。その歴史や文化を掘り下げるマガジン。小倉城庭園館長他、地元の有志で運営します。
運営しているクリエイター

記事一覧

筆心会と西村天峰先生

小倉城庭園で行われた筆心会の展示が、4月25日まで開催されました。 筆心会は、小倉城庭園に…

【武将隊】小倉城ものがたり~白黒騒動編~【小倉城桜祭り2024】フォト記録

 毎週小倉城に通って飲み食いしている細川家家臣、私です。  今年も無事に【小倉城桜祭り】…

黒田きのと
1か月前
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小倉城 石垣の秘密~誰が積んだ石垣なのか~

今回も、更に深堀した小倉城の楽しみ方をお伝えします。前回は炎上した小倉城とその焼けた石に…

小倉城庭園入場者10万人達成

令和5年度は小倉城庭園に来ていただいた方々が10万人を超えるという、とても嬉しい結果となり…

小倉城 石垣の秘密~焼けた石垣~

今回は少し深堀して、小倉城の更なる楽しみ方をお伝えしようと思います。前回の「白黒騒動」に…

小倉城庭園の成人式と、連歌、かるた、風呂敷

今週の小倉城庭園は、楽しめる和のイベントが盛りだくさんで、まさに小倉城庭園らしいイベント…

小倉城武将隊 ランチパックになる「小倉城桜まつりへ向けて~小倉藩、2つの御家騒動」

今回はご存知「小倉城武将隊」について大きなお知らせが2つあります。 まず、ひとつめ。 ヤマザキパンさんの、ランチパックに採用されました! 小倉城の歴史を演劇で伝える「小倉城武将隊」は、江戸の小倉藩を舞台にした演劇を既に3本完成させており、そのどれもが大好評で舞台の際には毎回多くの来場者でにぎわい、最近は各地からオファーをいただき出張案件も増え、城や庭園でもほぼ毎日どなたかが来場者をお出迎えいただき写真撮影も快く応じられており、認知度も大幅アップ中ではあるのですが… ま

小倉城武将隊の新作舞台「白黒騒動」への予習

前回の記事で、小倉城武将隊の新作舞台が小倉藩の御家騒動である「白黒騒動」だとお伝えしまし…

小倉城連歌の会 復興される

豊前国の連歌 小倉小笠原藩では連歌も盛んで、豊前国出身で徳川家の指南役になった人もいるそ…

中川 康文
2か月前
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香りがイメージをスパークさせる~香道体験記~

小倉城庭園で開催されている「香道講座」に時々参加している。流派としては志野流で、室町時代…

中川 康文
2か月前
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復元された「小倉織の袴」お披露目の巻

江戸の小倉三大名物 2022年4月に、この文章を書いている人は小倉城庭園に就任したのですが、…

小倉城庭園の香道講座

小倉城庭園の香道講座 小倉城庭園では様々な「道」のお稽古講座が開催されています。 その中…

1+1は結ぶと別の形になる~小倉城庭園企画展『春を包んで風呂敷展』開催

2月17日より、ふろしき研究会さんにご助力いただき『春を包んで風呂敷展』を開催しています。…

私たちのまち「小倉(こくら)」を考える#4 ~小笠原騒動~

多様性の街、小倉 私たちのまち「小倉(こくら)」を考えるシリーズも第4回まで進んできました。 ここまで大まかに、#1縄文時代~、#2平安時代~、#3鎌倉時代~、の小倉についてお伝えしてきました。小倉が「人や技術が交わる多様性の街」であるということがテーマのひとつでした。 江戸時代の始まりと共に小倉へ入ってきた細川忠興は、茶道や禅の観点のみならず、街づくりに関しても今の小倉の祖と言え、小倉が多様性の街であること体現しているような人物です。自然の石の形をそのまま石垣としてく