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しんたろう


今宮戎マンザイ新人コンクールの審査員を2014年から務めている。2024年も開催される。応募資格は「プロまたはプロのお笑いを目指していて、 今まで一度もあらゆる大会で賞を受賞したことがないこと。」 つまり入賞すれば賞歴の初めに記載されることになる。


2014年、気になるピン芸人がいた。素数をナンパするコントを披露し、予選敗退。翌2015年にも現れ、正統派漫談を披露した。吉本でも松竹でも見かけたことのない顔。斬新で、巧い。話してみたいと思った。



第二次予選を終えて帰ろうとした時、その男がいたので声をかけた。気軽に居酒屋まで着いてきた。


色々と話した。日を跨いだような気がする。



そして、東京へ進出した。


出逢ってから7年後、しんたろうが自身のYouTubeに漫談を投稿した。90点。


私は、あまり人に相談しない。する時は、師匠か、仲良しのパン屋ロンパルの店長ばんさんか、同僚の東京コウ塀か、しんたろうか、熱狂的お笑いファンのみねに聞く。

私がYouTubeで始めた「お笑い問答」にも、しんたろうは定期的に現れる。芸人との距離をきちんと空けたい性分なので、この付き合い方は稀。全く気を遣わず話せる相手。



しんたろうとは、素数で出逢った。数字の因縁を背負った家系。東京の独演会を観に行った時、端々で数字を口にした。本人は意識していないが、数字に神経質。

そんなしんたろうが、90点を付けた漫談についてnoteに色々と書いた。



読み切るのに体力はいると思う。でも、読んだほうがいいと思うので、私の周りに紹介したく、ここに投稿しておく。

ちなみに、本人に直接伝えているが、こ白眼だけは凄く嫌い。やめてほしい。けれど、この文章は読む価値があると思う。

善は急げ🏃‍♀️