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息が

過去の自分に嫉妬して
未来の自分を期待している
訪れなかった明日が
他愛もない昨日だと気付けずに

愛情の穴を愛情で埋めても
穴は広がるばかりで
蕩けていく脳内は
とてもおバカさんみたいだ

結局、寂しさから逃れられないと
知っていても
耐えられない

ここではないどこかへ
なんて
ずっとずっと逃げ続けても
逃げ切れないのは
その悪魔は僕自身だからではないのか

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