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周りがみんな敵に見えてしまう

毎日健康でいられたらいいんですけど、なかなかそんなわけにもいかないのが人生ですよね。

今回はメンタル面のお話です。

あなたには、自分のメンタルが弱っているな、と感じるサインはありますか?

私はあります。

周りの人が、敵に見え始めたとき」です。

メンタルが弱っているサイン

こんにちは、元国語教員、現ライターの国語の庭です。

同僚が集まって話しているのを見たとき。
「もしかして自分のことを言っているのではないだろうか?」

話しかけたら反応が薄かったとき。
「もしかして、嫌われた?

周りの人が「悪意」に満ちているのではないか?

自分を貶めようとしているのではないか?

そんなふうに考えてしまうとき、「あぁ、私、今メンタル弱っているなぁ」と思います。

そんなときの私なりの脱出法というか、対処法をまとめておこうと思います。

自分の解釈は間違いかもよ、と思う

あいさつが返ってこなかったり、反応が悪かったり。

何か、嫌われているような気がする

でも、絶対にそうだ!と確信はできないですよね。

実際、ドラマのように「私はあなたのことが大っ嫌いです」って真っ向から宣言してくる人はほぼ存在しません

だから、案外、自分が「嫌われてるかも」って感じているだけなのかも。

他人に悪意があるかどうかなんて、見えないですよね。

なのに、自分でいろいろ想像して追い詰めちゃう

ネガティブ思考を繰り返して掘り下げてあれこれ考えちゃうわけです。

だから、嫌われてるかもしれないけど、それは自分の勘違いかも、と思って一旦想像を広げるのをやめる

かつ、できごとだけに集中する。

たとえば、同僚が集まって話をしている場面。

なんだか、自分の悪口を言っているような気がする。

そんな場面です。

「話をしている」のは目の前で起こっているできごとだけど、「何を話しているか」はわかりません。

あの人たちはただ、話をしているだけ

もしかしたら、おいしかったスイーツの話かもしれない。
飼ってるペットの話をしてたのかもしれない。

自分の話かもしれないけど、そうじゃないかもしれない。

だから、自分の悪口だ!と決めつけるのはよくない。

自分の解釈、間違ってるかもよ、と思ってみること。

見える事実だけを見て、余計に頭を回すの、やめよう

そんなふうに考えるようにしています。

無理に振り返らない

2つ目です。

「あの人に嫌われているかも
「あの時のあれって、実は違う意味だったのでは

できごとをあとから振り返って自己嫌悪に陥る、なんて負のループ、結構あります。

でも、振り返ったところで1つもいいことありません

結局「嫌われてるかも」に行きついちゃうんですよね。

過去のできごとは変わらないのに、ね。

それに、ずっと考えているのは自分だけで、相手は全然気にしていないかもしれない。(というか、実際のところ全然気にしてないのではと思います)

それなのに、自分だけ過去に捉われて勝手に気持ちが沈んじゃうなんて、時間がもったいなさすぎる。

自分の貴重な、大切な時間をそんなネガティブなことのために使うのはあまりにももったいないよなぁ。

だから、過去のことは無理に掘り返さないよう意識しています。

時間に任せる

3つ目の対処法です。

時間が過ぎるのを待つこと。

学生時代は「授業とか思い出を全部覚えておけたらいいのになぁ」と思っていたのですが、大人になってから「忘れる」っていい面もあるなぁと思うようになりました。

余計なことを切り捨てられるし、受け流せるようになる気がします。

時間が経つと、案外忘れるものです。

時間に救われることも多いです。

これからの出会いを見逃さない

4つめの対処法はちょっと志向が違うかもしれません。

相手が、本当に自分の敵っぽい人だった場合です。
自分の勘違いかも、と思ってみても「いや、そんなこともないぞ…敵、っぽいぞ?」と思った場合です。

人間ですから、合う・合わないってあります。

100人中100人と仲良くできるとは限りません。

そんなときは、相手に悟られないよう距離を取ります

相手に悟られないように、っていうのは結構気を付けているポイントです。

明らかに「私あなたのことキライです」って出しちゃうと、相手に付け入るスキを与えることになってしまうというか。

そうなると、なかなかこじれてしまいます。

それに、立場上、どうしても距離を取ることができないって人も多いのかなと思います。

必要以上に関わらず、でも必要程度には関わる

で、この人とはうまくいかない分、きっとこれから合う人が見つかるはず、と思って過ごしています。

決してこちらからは傷つけないように。

余計な一言を言わないように。

人付き合いが増える度に、自分の矜持、マニュアルが増えていきます。

まだまだ増えそうです。
でも、そうやって成長していければいいんじゃないのかな、とも思います。

がんばります。

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