デスクをDIYする話 その9 〜隠せるものなら隠したい〜
写真は、ブドウ園にブドウを買いに行った時に撮ったものです。小さい頃に食べた葡萄といえばデラウェア(時々)と巨峰(まれ)でしたが、今はいろんな品種があるんですね。今回は「ジャスミン」という品種を買いました。甘くておいしかった。
〜〜〜
整理することは、掃除しやすい部屋にすること
デスクが完成してから一週間くらい経ちました。使い心地は上々です。なにせ、自分で作ったのですから、満足度も高いというものです。
ただ、いくつか改善したい点も見えてきました。まずは、デスク付近のコード類をなんとかしたい。デスクの下にコードがぐちゃぐちゃしていると埃もたまり、掃除もしづらいからです。普段はダスキンモップと掃除機でホコリを取っているのですが、コードがあると邪魔で仕方ありません。
普段見えないところなので、見栄えという点はあまり気にしていませんが、他の方のコード整理テクニックなどを見ていると、自分もやってみたくなります。
机の左下と右下です。Macが1台だけ、という環境ならコードも少なくて済むのですが、作業効率やらデータの保存やらを考えると、どうしても環境が複雑になっていきます。なにせこのiMacはもうLate2015、6年ものの選手です。購入時にストレージをSSDにして高速化を図ったのはいいものの、容量が256GBしかないのでデータの保管ができません。結局、HDDを2台増設し、Timemachine(バックアップ)とデータ保管に使っています。
他にも、USBハブやLANのハブのアダプタもありますし、PS4もあります。デスクライトもあります。そこらじゅうから電源の線が伸びているために、コンセントも大渋滞です。
デスクで資金を使ってしまったので、できればお金をかけずに整理したい
さて、ケーブル類をなんとか整理するためにはどうすればいいか。一般には、ケーブルオーガナイザーと呼ばれる商品を使うようです。
ただ、最初の計画から、「天板は外せること」というのが大きな条件としてあります。つまり、天板裏にケーブルオーガナイザーをねじ止めしたりすると、天板が簡単に外せないのです。これは困った。
また、クランプ式の商品もあるのですが、これも外す際に手間取りそうです。
そもそも、天板を外す前提でデスクを使う人って、多分いないですよね。
考えました。残るはデスクの脚です。ここになんとか収納スペースを作ることはできないか。
数日考えた結果、天板の下に空間を作り、そこにケーブル類をまとめれば良いのではないか、という結論に至りました。イメージで言うと、昔の学校の机のように、天板をパカっと開くと空間がある、という感じです。
こんなにおしゃれなデスクでもないですし、天板が巨大なのでちょうつがいで開くなんてことはできません。作ったスペースに収納し、天板をかぶせる形です。
ということで、早速、へたくそなイメージ図を書きました。
デスクを作ったときのあまりの木材があるので、それを活用します。また、以前に何かの工作で使えるだろうと買っておいたMDFの板がありますので、それを底板として使います。4mm厚と薄いためにたわんでしまいそうですが、それほど重いものがあるわけでもないので、ねじ止めをしっかりすることで対処しようと思います。
2x2材を細かく切ることで、ケーブルの出入り口も確保できそうです。底板から天板までの距離は38mmx2=76mm。これくらいあればなんとかなるかな。
やっぱりDIYは楽しいな
ということで、製作開始です。
まずは、天板と底板との距離を稼ぐための部品(なんと呼ぶのかな?)を切り出し、脚と同じ黒に塗ります。
次に、底板を切り出します。
デスクの縦の脚を避けるために、四隅に切り欠きを作りました。
…四隅? 間違えた。デスクの端につけるのですから、四隅ではないですね。
そして部品をねじ止めします。
余計な切り欠き分はカットしました。
ちなみに、今回はノコギリを買いました。ホームセンターに持ち込んでカットしてもらうほどの作業でもないですし、自宅にあるのは安物の糸鋸だけでしたので。
これが安いのにとにかく切れる! 力を入れなくても、歯がすいすいと切ってくれます。まるで武丸さん(©︎特攻の拓)なみにすぐキレます。古っ。
ゼットソーは本当におすすめです。買ったところで1200円くらいでしたし、これは本当にいい買い物でした。
さて、今度はデスクに組み付けです。天板の上にあるパソコンの類を片付けて、脚をひっくり返します。完成したのがこちら。
おお、なんかそれっぽいぞ。自分のDIYレベルがアップしたかと錯覚しそうです。やっぱりDIYは楽しいな。
80点の成果、かな
いよいよ、ケーブル類の整理です。
うーん。なんかごちゃごちゃしてる。一つひとつのケーブルが長いので、とにかくぐちゃぐちゃになってしまいます。
本来であれば、こんなのを使えばいいんでしょうね。
でも今回は見送り、今後の課題とします。
それにしても、ACアダプタってほんとに邪魔ですね。ひとつのアダプタからいくつも電力を供給できるような仕組みはないのでしょうか。後で調べてみよう。
ちなみに、左側にはLANのハブとPS4をしまい、右側にはHDDとUSBケーブル関係をしまいました。
さて、天板を元に戻し、完成です。完成後の姿はこんな感じになりました。
おお、だいぶケーブル類がスッキリしました。ハブから伸びるLANケーブルが垂れ下がってしまっていますが、これは後でケーブルを脚に沿って固定することにしましょう。
ただ、右側の底板がやっぱりたわんでしまっています。HDDが意外に重かったようです。どうしよう。HDDをもっと端に寄せて、たわみを最小限にする必要がありそうです。
さて、これでデスクの上もだいぶスッキリました。そして、ケーブル類もスッキリさせることができました。デスク改良計画の第1弾は、そこそこ合格点かな、と思います。
ちなみに、天板は2枚に分かれています。左側の小さい天板はすぐに外せます。すると、ケーブル類にすぐアクセスできる! メンテナンスハッチのようでかっこいい。たまたまこうなっただけですが、最初から設計していたかのようで、ちょっと自己満足度が高まりました。
おわりに
次は、デスク左下のレーザープリンタです。床に直置きなので、これもなんとかしたいところです。それと、USBハブをしまってしまったので、USBメモリを使うときにはiMacの後ろに手を伸ばさないといけません。これもなんとかします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?