見出し画像

デスクをDIYする話 その1 〜なにゆえにデスクを作ろうと思うに至ったのか〜

定期的に書斎の模様替えをしたくなるのは、定期試験前に部屋を片付けたくなる欲求に似ている

自宅には狭いながらも書斎があり、いつもそこでゲームしたりYouTubeを見たり、あ、いや違った、仕事をしています。
使っているデスクは、ずっと前にアスクルで購入した大型のデスク。幅が1400mm、奥行きが700mmというかなりの広さのものです。
このデスクにiMacとセカンドモニタを置いていました。
また、デスクの左横にワイヤーシェルフを横長に連結してデスクとL字になるように置き、作業台代わりに使っていました。

部屋の配置

その環境に大きな不満はなかったのですが、人の(私の)欲望というのは無限なもので、もっと広いデスクで作業したいなあ、といつしか思うようになりました。
奥行きにはそれほど困ってはいなかったのですが、書斎で仕事をするときに、参考書籍や辞書、手書きメモなどを広げているとどうしても手狭になってしまうのです。

とは言っても、デスク上にいろんなものを置きっぱなしにしていて、作業スペースがだんだん狭くなっているということが最大の原因なのですが。

デスクの広さは思考の広さ、と聞いたことがあります。
ということは、デスクをもっと広いものにすれば、思考の広さも自然と広がるはず。

ということで、もっと大きなデスクを導入しようと考えました。
ついでも、現在ワイヤーシェルフで作っている作業台もデスクと同じ高さにして、シームレスに使えるようにすればさらに作業性が高まるんじゃないかと。

現在の書斎はエンターキーのようないびつな形をしています。
作り付けの本棚も活用できて、しかも広大なデスクトップを実現したい。

頭の中では、こんな感じで机を置くことを計画していました。

部屋の配置計画

ところで、学生時代、定期試験の前になるとなぜか部屋の模様替えをしたくなることって、ありませんでしたか?
私は定期試験のたびに「部屋を模様替えしたい」「漫画を最初の1巻だけ読みたい」という欲に駆られ、欲に負け、試験に負けていました。

安く買えればそれが一番なのだが、値段と希望とは往往にして釣り合わない

まずはIKEAで買うことを考えました。
IKEAには比較的安価でさまざまにカスタマイズもできるデスクシステムが揃っています。デザインも格好いいし。

たとえば、よくネットでも見かける「LAGKAPTEN ラグカプテン / ADILS オディリス」の組み合わせ。
これなら幅2000mmの天板もありますし、使い勝手も良さそう。

ただ、奥行きが600mmしかない。
現在使っているデスクよりも奥行きが狭くなるのはなあ、ということで却下。
安くていいんですけどね。

さらにネットを調べていると、IKEAのキッチンワークトップを天板代わりに使っているという記事を見つけました。
たとえば、「KARLBY カールビー」とか。

サイズも1930mmx670mmとかなりの大型です。
海外でもテーブルトップを使ってデスクを自作しているとのこと。格好いい。おしゃれ。

これはいいな、と思っていたら、なんと重量が29.9kg!

カールビーは重い2


これ、どうやって2階の書斎に入れればいいんだろう。ということで却下。

そもそも、家の近所にIKEAはなく、最も近い店舗は高速道路を使って1時間以上。
かといって、通販で買うと送料がとんでもないことになります。

てか、家のすぐ近所にIKEAができると聞いたから今の土地に家を建てたのに、あれからもう10年以上。
IKEAの建設予定地であろう空き地には、今も「IKEA」の看板のみが立っています。
きっと「IKEA」って、スウェーデン語で「空き地」「草むら」って意味なんだろうな。

その後も中古オフィスファニチャーのWebサイトで良さそうなのを見つけたけれど、どうやって玄関から入れればいいんじゃ、そもそも送料がとんでもないことになるぞ、ということで泣く泣く諦めたり。

漢ならDIYしかなかろうと思い立った

結局、ちょうどいいものがないなら自分で作ればいい、と思い、今度は「デスク 書斎 DIY」で調べ始めました。
すると、世界には自分のデスクをDIYする人がたくさんいることを知ったのです。
その中でも一番心惹かれたのがこれ。

なるほど。シンプソン金具というものを使えば、強度のあるデスクを簡単に作れるのか。
しかもなんか格好いいぞ。これぞ漢のデスク。よし。DIYだ。

ということで、この方のサイトにある情報を参考にして、自分の欲しいサイズのデスクをDIYすることを決意したのです。

その2へ続く。


この記事が参加している募集

我が家のDIY

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?