文法・小ネタ例文集(現代語)

自分用です。見つけ次第更新。


こ★構造的多義文

私は妹と同じ服を着ている。


ご★語順

むかしむかし(時)あるところに(所)おじいさんとおばあさんが(主体)二人だけで(様子)住んでいた(結果)
(言語知識用語辞典より)

じゅ★順接・逆接

常識に(順う・逆らう)と考える

大切なものを壊された  だから  怒った
大切なものを壊された  しかし  怒らなかった

雨が降った だから 試合が中止になった
雨が降った しかし 試合が開催された
雪が降った だから 試合が開催された

頑張って練習した だから 2位だった(満足)
頑張って練習した しかし 2位だった(残念)

じょ★助詞が多く連続する例

これでもかとばかりに

じょ★助詞の違い① に

駅で友達と会いました。
駅で友達に会いました。

友達と会いたくない。
友達に会いたくない。

パジャマに着替えよう
パジャマを着替えよう

じょ★助詞の違い② が、は

彼が出発するときに怪我をした
彼は出発するときに怪我をした

あなたは誰ですか。 →私は田中です。
田中さんは誰ですか。→私が田中です。

田中さんは部屋に入ったので、電気をつけた。
田中さんが部屋に入ったので、電気をつけた。

そ★そうだ

桜はもうすぐ咲きそうだ。
桜はもうすぐ咲くそうだ。

雨が振りそうだ
雨が降るそうだ

この本は古そうだ
この本は古いそうだ

台風は猛威を振るいそうだ
台風は猛威を振るうそうだ

た★助動詞「た」

生ける化石
生きた化石
生きている化石

生きたまま運ぶ

た★~たり~たり

慣用表現は、「~たり~たり」が基本。「~たり~た」とは言えない。→~たり~たりが古い表現
行ったり来たり  ×行ったり来た
似たり寄ったり  ×似たり寄った
踏んだり蹴ったり ×踏んだり蹴った
願ったり叶ったり ×願ったり叶った

◎本来は、完了表現を2回重ねる表現。そのため、作文や記述問題では、「~たり、~たり」と2回重ねて使っておく。
【現代でも使われる】 矯めつ眇めつ、行きつ戻りつ、抜きつ抜かれつ、見えつ隠れつ、押しつ押されつ、持ちつ持たれつ

と★助詞「と」

空を見ると、鳥が飛んでいた。(そのとき)
Looking up in the sky, I saw birds flying.
I looked up at the sky and saw birds flying.

春になると、花が咲く。(一般条件)
In spring, flowers bloom.

この本を買うと、楽しめる。(仮定順接)
If you buy this book, you will enjoy it.



れ★歴史的仮名遣い→現代仮名遣いのルールに反する例

語中のは行
あふぐ(あおぐ) たふれる(たおれる) けはい(けはい) はは(はは) ほほゑむ(ほほえむ) 甚だ(はなはだ)

れ★レトリック


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