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FAMIEN'21 L.P.全曲レビュー その⑤9~10曲目

皆さん、おはこんばんちわ。
私立恵比寿中学(エビ中)の最新アルバム「FAMIEN'21 L.P.」の全曲レビュー。その5回目です。

【出席番号11番】小林歌穂
【出席番号12番】中山莉子


FAMIEN'21 L.P.全曲レビュー その⑤9~10曲目

全曲レビュー予定曲目

「FAMIEN'21 L.P.」全曲レビュー、これまでの回とこれからの予定です。

これまでのレビューは、マガジンからどうぞ↓


【その①】
①ご存知! エビ中音頭(2021ver.)
②ラブリースマイリーベイビー(2021ver.)
 【その②】
③誘惑したいや(2021ver.)
④ナチュメロらんでぶー(2021ver.)
【その③】
⑤summer dejavu(2021ver.)
⑥HOT UP!!!(2021ver.)
【その④】
⑦朝顔(2021ver.)
⑧イート・ザ・大目玉(2021ver.)
【その⑤】
⑨青い青い星の名前(2021ver.)
⑩23回目のサマーナイト(2021ver.)
【その⑥】
⑪イヤフォン・ライオット
⑫いい湯かな?(2021ver.)

ではでは。
音楽の真髄を極めた訳でもなく、専門家でもない私が、ただ単に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです。

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⑨青い青い星の名前(2021ver.)

作詞:高橋久美子、作曲 : 太田雄大、編曲:湯浅篤
ファミえん2019 テーマソング


「星」が大好き

私は、星が大好きなんです。
子供の頃は、今よりもっと夜空に星がたくさん見えてました。
満天の星空を眺め、吸い込まれて行きそうな感覚が大好きでした。

星の神話にもロマンを感じます。
代表的なのは、天の川を挟んで一年に一度だけ逢える織姫と彦星。
大人になってドリカムの歌に出てくる「ベガとアルタイル」だと知り、私の好きなロバート・ゼメキス監督の「コンタクト」では「こと座のベガ」から謎の電波が届くという設定で、ますますこの星たちが好きになりました。

ギリシャ神話の星座の話も大好きです。
勇者オリオンは蠍(さそり)が苦手なので、オリオン座とさそり座は決して同じ空には現れないとか、私は星座が牡牛座なので、ゼウスとエウロパ(ヨーロッパの語源)の話も面白いです。

星にまつわるブログは、↓これを書いたことがあります。


偶然の必然

これにも書いていますが、好きになったアイドルグループで推しメンになったのが、エビ中では「星名美怜」ちゃんっていうのも何かの縁。
しかも、もうひとつの推しグループ「ばってん少女隊」での推しメンは「星野蒼良」ちゃんだなんて、こんな偶然あります?😆

蒼良ちゃんは今年3月でばっしょーを卒業しちゃったんですが、その後に加入してきて即座にイチ推しメンにおさまったのが、蒼井りるあちゃん。
そのりるあちゃんも、自己紹介のキャッチフレーズは
「蒼い地球にピンクのエールを届けます🌍️💗 みんなのチアリーダー蒼井りるあです!!!」
だったりして😂
まぁ、何かと星に縁があるんですな~😆

このブログでもたびたび書いていますが、ただの「偶然」なんですけれども、これだけ偶然が重なると、それは「必然」として起こっているのではないか、と私は思っております。


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エビ中版SDGsの歌

さて、前置きが長くなりましたが、ようやく曲について書いて行きましょう。
いつもそうやって脱線するんで、長くなっちゃうんですよね😅
ホントすいません。

この曲は一言でいうと、「エビ中版SDGsの歌」ですね。
SDGsは、
「Sustainable Development Goals」
の略で「持続可能な開発目標」と和訳されます。

貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指す、具体的な指針が示されています。

私はもう還暦を過ぎて「中学49年生」です。60年以上も生きていますと、私が子供の頃とはずいぶん色んな事が変わったな、というのを実感します。

新幹線・飛行機・高速道路など交通網の発達や、パソコン・デジカメ・インターネットの普及など、本当に便利な世の中になりました。
それら「私のパソコンヒストリー」については、↓このブログに書いています。


必ず乗り越えられる

しかし、便利になった反面、
【柏木】だんだん狭くなる海岸で 口笛吹けば夏の香り
【小久保】今年も来るんだなあ ウルトラ猛暑

この歌詞に象徴されるように、地球温暖化による海水面上昇・猛暑・ゲリラ豪雨・台風・PM2.5などなど、子供の頃より確実に酷くなったり、これまで無かった現象が起きたりしています。

挙げ句の果てが、新型コロナウイルス…です。
この一年半は、これまでの人生観が変わるような体験の連続でした。

それでも、昔に流行したペストや結核など、多くの人命を奪った病気も、人間は乗り越えてきました。

【柏木】輝く未来の真ん中で 僕らは何を願うだろう
【真山】遠くで泣いてる あの子の明日を
【桜木・小久保・風見】変えられるのは 僕らかもしれない

未来を変えられるのは、今を生きている僕らでしかない。
それを心に響かせてくれる、素敵な歌詞ですね。

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心に響く高橋さんの歌詞

作詞の高橋さんは「朝顔」のところにも書きましたが、本当に心に響く詞を書いてくれます。

【ALL】青い青い星の名前を 地球っていうのは何でだろう?

これは、私も気になったので調べた事があります。
私たちは地球の表面に生きています。宇宙戦艦ヤマトのガミラス星のように、星の中に住んでいる訳じゃありませんね(笑)

ですから、足の下にある「地」と、その星が「球」体であることから、「地球」と呼ばれるようになったとされています。
中国語にこの表現があり、それが日本に伝わったようです。

英語 (Earth) やラテン語 (Tellus, Terra) など他の言語でも、多くは「大地」を表す語が当てられています。
(Wikipediaより)

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楽曲提供者

作曲の太田雄大さんは、音楽制作集団「LOVE ANNEX」所属。T.M.Revolution=西川貴教など、多くの一流ミュージシャンとの現場を共にしています。
キャッチーなメロディラインを武器とし、特にアイドルポップスにおいては高い評価を得ています。(LOVE ANNEXプロフィールページより)

編曲の湯浅篤さんは、日本大学芸術学部音楽学科卒。同学科の情報音楽コースの講師を務めています。
編曲では「いきものがかり」の曲もたくさん手掛けていらして、調べてみて「へぇ~、あの曲もそうだったんだ!」と気が付きました。

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⑩23回目のサマーナイト(2021ver.)

ファミえん2020 テーマソング
作詞:児玉雨子 / 作曲:猟平、めんま / 編曲:ヒロイズム、U-KIRIN



メンバーとデートなう

この曲は、まず「音楽ナタリー」のインタビューから、ひなたのコメントを紹介しましょう。

【柏木ひなたコメント】
ドキドキするかわいい恋愛ソングです!
MVも彼女感を出して撮っていて、それぞれのデートの感じを映しているので、いつもとは少し違うエビ中の楽曲かも?
ちなみに振り付けはわたしが担当させていただき、かわいくポップに振り付けてみました。
夏にぴったりな楽曲です!

↑上のMV、ひなたの言葉通り良いですよね~。
動画ではなく、スチール写真の組み合わせで構成されていて、デートしてる男子目線なのでホント、ドキドキします~。

この曲の女の娘は積極的でして、ちょっと奥手な彼氏を誘っているんですね。

このシチュエーションでは「永遠のアイドル」シリーズで書いたことのある森川美穂さんの「姫様ズームイン」と同じです😆


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歌詞の世界観

この曲の「23回目」というのは、23歳になったということですよね。
「朝顔」の回で、あの曲にも

♪「23歳になったら結婚しよう」(なんて)

という歌詞があって、全く偶然なんですけど、アンサーソングみたいと書きました。

しかし、シチュエーションや主人公の女の娘の気持ちはほぼ正反対と言っていいかもしれませんね。

イントロなし、サビ始まりの後に入る

【桜木】「もぉ…このあと、どうすんの?」

の台詞が良いですよね~!ココナの声がぴったりです。


あとは、1コーラス目のAメロに入る
【安本】この頃ちょっと
(【桜木・小久保・風見】ちょっと?!)

と、2コーラス目の
【真山】あの子もそうそう…
(【桜木・小久保・風見】え、ホント?!)

の、新メンバーによる合いの手も可愛いです😉

台詞では大サビ前の
【真山】「これ以上、私に言わせないで~!」

が最高潮!
真山姉さんの大仕事ですね。

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楽曲提供者

作詞は児玉雨子さん。
ハロー!プロジェクト(ハロプロ)楽曲の作詞を多く担当していますが、エビ中にはアルバム「playlist」の「オメカシ・フィーバー」で初めて詞を提供してくれました。これが実にいい詞でしてね~!
私には大のお気に入り曲となりました!

児玉さん、サイコーです😆


作曲の猟平さんは、ロックバンド「CLØWD」の活動を経て作詞作曲家へ転身し、現在は音楽クリエイターチーム株式会社SPVRK(スパーク)の代表取締役です。

共作曲のめんまさんは、SPVRKに所属していまして、たこ虹やいぎなり東北産などに楽曲提供していますね。ちなみに、女性ですよ!

編曲のヒロイズムさんは凄い人でしてね。
2007年、中島美嘉「LIFE」で作詞家デビューすると、いきなり着うた200万ダウンロードを記録。
その後はMISIA、JUJU、リトグリ、KARA、東方神起、乃木坂46、BoAをはじめ、NEWS、テゴマスなどジャニーズ系も、そうそうたる人たちの楽曲提供及びプロデュースを務めています。

共編曲のU-KIRINさんはデータが見つからないんですが、ヒロイズムさんと共に男性ユニット「浦島坂田船」などの楽曲に携わっています。

こうして見ますと、凄いメンバーによる楽曲だったな、と思います!

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それでは。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

次がいよいよ最後の全曲レビューとなります。お楽しみに!

また逢えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならdestiny!

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