前十字靭帯部分断裂と半月板損傷と判明するまで
5年前...
2016年の春、バスケで左足を踏み込んだ時に前十字靭帯を損傷した。足を一歩踏み出すのが痛すぎて、歩くのが恐怖レベルのケガだった。
その時は前十字靭帯だけの損傷だったため、保存療法を選択した。
まだ社会人2年目になってすぐで、手術のために長期間仕事を休むことは難しかったことと、同じように膝をケガした友人に話を聞いたときに
「手術した直後に、全く歩けなくなるのが本当に辛かった」
と話を聞いて、手術するのが怖いと思ったので保存を選択。
リハビリを半年くらい続けて(筋トレして靭帯の負担を減らすようなリハビリ)、バスケも再開できるまでに回復した。
しかし常にケガの恐怖を感じながらのプレーに疲れ、ちょうど転勤も重なったことで、ケガしたから約1年後にバスケはやめてしまった。
その後、縁あってボルダリングを始めた。
ボルダリングで膝崩れ
始めてから3年くらい、右足捻挫や手の痛みなどのケガはありながらも、膝に大きな障害なく続けることができていた。
しかし、2021年の秋にボルダリングでちょっと遠いホールドに左足で着地した時に、膝崩れを起こした。普段から正座や膝を曲げすぎるとずれる症状は起きていたので、今回もすぐ戻せるだろうと思っていたら...全然治らない。変なはまり方をした感じがずっと続いていた。
(体験してない人にはちょっと分かりにくいかも...でも、これ以上の表現が浮かばない...)
その時は違和感を感じつつも、前十字靭帯を痛めた時と違って歩けていたので、そんなに重症ではないと思っていた。
次の日病院を受診し、骨に異常がないことを確認したが、MRI撮らないと正確な診断はできないと言われたので(わかっていたけど)、別日にMRIを撮った。
受診した時点で
「前十字靭帯だけだったら、サポーターをつけながら運動する方法もあるけど...将来的に膝変形関節症になる可能性は高いよ。
半月板や他の箇所もケガしていたら、手術以外ない。
前十字靭帯損傷してる状態で運動したら、膝崩れは起きるからね。治療せずに運動しているとこうなるんだよ」
と、まぁ、軽く説教を受けた。
ケガしてボルダリングができなくなった悲しさも相まって、結構辛いお説教だった。。。それでも無理矢理前向きに考えて、半月板まで損傷してませんようにと、まだ思っていた。
MRI結果
ボルダリングで膝崩れして約1週間後、ちょっとの希望は叶わず、半月板のバケツ柄状断裂と前十字靭帯部分断絶していることが判明した。
先生からは
「手術以外ない。決断するしかないよ。
手術する病院紹介するから、決断して、3週間後くらいにまたきて」
と言われた。(ケガした膝が腫れたままだと手術できないから、3週間後)
手術しないと運動もできないし、将来的に膝変形関節症になると言われたら...今まで避けていた手術を受けないという選択は...私には残されていなかった。