キューバで初めて聞いたスペイン語🇨🇺
スペイン語は、スペインだけでなく中南米南米の多くの国、そしてアフリカ(赤道ギニア!)にもスペイン語を公用語とする国があり、他にもアメリカにもスペイン語話者がおおくいたり、と全世界で広く使われてる言語です。それゆえ、国によって単語や言い回し、アクセントが異なります。同じ日本の中でも方言がたくさんあるのだから、ある意味当然ですよね。
私はスペインで2年間スペイン語を学び、ある程度会話はできるようになってからキューバに来たのですが、最初の頃に会議でメモ取りをしていたのですが、何を言っているのか全く分からず、帰りの車の中で上司を質問攻めにしたことをよく覚えています。1年が経ち、だんだん慣れては来たものの、自分としてはやっぱりスペインのスペイン語のほうが聞きやすいし、キューバ人同士が早口で話しているのを聞いていても何を言っているのかいまいちわからないことも多々あります。
伝わらないスペインのスペイン語🇪🇸 maja
キューバに付いて一番最初に伝わらなかったスペイン語がmaja。スペインではかなり多用していて、あの人いい人だよね~というとき、あの人majo/ maja だよね、といったり、雰囲気がいいと言うときにもよく使う形容詞なのですが、キューバについて数日、生活立ち上げのときにアパート下見の帰りの車で運転手に、大家さんがとってもmaja だった〜というと、maja????という感じになりました笑笑。
最初は自分の発音が悪いのだと思って何回か言い直したけど伝わらず、その後何人かにも同じような反応をされ、あ、これは伝わらないのか、と理解。スペインのスペイン語の先生に報告しました。笑
他にも、かっこいい人、かわいい人に対してスペインではguapo/guapa ということが多く、呼びかけにも使われますがキューバでは聞きません。イケメンとかにはbonito と表現していることが多いような印象です。tía, chicosなどの人への呼びかけも聞かないですね。
怪しい単語🇨🇺chapaチャパ??quimbombóキンボンボ??
逆にキューバで初めて聞いた単語もたくさんあり、そのうちの1つがchapa。車のナンバープレートのことを言うのですが、先日他のスペイン語圏に住む同僚たちと話していたところ、キューバ以外では聞かないようでした。
また、もう一つスペイン語ぽくない響きの単語がquimbombó 。これはオクラのことですが、スペインのスペイン語の先生に聞いたところ、そもそもオクラがスペインで売っていないのでなんと呼ぶかは知らない、と言っていましたので答えは分からず。キューバはアフリカ系のルーツの人が多いのでその影響もあるのかもしれません。
その他にもバスのことをguagua と呼んだり、スペインでは車はcocheですが、キューバではauto、逆にcocheというと馬車のようなイメージだったり。。学んでも学んでも奥が深いスペイン語です。
記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。