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6:節から芽が出て神殿普請が始まります。

ここんとこ忙しくて、久し振りにPCを立ち上げました(汗) さて前回は土地の事情が治まったところまでお話しましたねえ~(笑)続きです。宜しければお読み下さい。
さてややこしい~土地の事情も治まり、(達也40歳の頃です)いよいよ夫婦揃ってコツコツ『布教生活の初まりだ!』って勇んでましたが、今度は雨・風が強い嵐の様な夜中に「バリバリ~!」「メシメシ~!」「ドカ~ン!」っと爆音と共に屋根のトタンがお隣さんの庭に飛んで行きました~(涙)しかも4枚!家内と雨の中びしょびしょに濡れながらトタンを回収したのを覚えてます。ほんとトホホです。情けないし・恥ずかしいし、何より惨めな気持ちだったなぁ~ちょうど教祖の【お社】の上がポッカリ穴が開いて夜空が見えるほどでした。これを機に信者さんみんな(少人数)が談じ合い、相談し合って【神殿普請】って事になりました。この大きな【節】が切っ掛けで神殿普請が始まります。大教会長さんや上級の会長さんはもちろん自分もビックリでした。近所のアパートをお借りして拍子木とチャンポン・数取り、そして神様を遷座して、他のお道具は家内の実家に預かってもらい神殿を解体しました。教区の災救隊の方や教友に手伝ってもらい、業者に頼まず自分たちで更地にしました~(経費削減)有難い事です。更地になっていよいよ!っと言ってもすんなり進まないのが【神殿普請】なんですね~ある先生が言いました「教会の普請は会長の命と引き換えやで~しっかり心定めて掛からなあかんで~」って!恐ろしい~(怖)確かに材料の事や地盤の事・費用の事などいろいろな事情で普請が進まずほんとしんどい普請でした。入院もしましたよ~(汗)それでも小さい小さい教会ですが約2年掛かって普請が終わり【神殿落成奉告祭】の日を迎える事が出来ました。嬉しかったな~家族で新しい畳の上で喜びました。これで「土地を出ていけ!」と言われないし、風が強い日に屋根が飛ぶんじゃないかとビクビクしなくて良いし、隙間風で寒い寒いと震えないくて良いし、ほんと有難かったなあ~とは言え普請費用の借金がある訳でまたせっせと仕事に励み、教会の御用と仕事の『二足の草鞋』生活です。それでも安心しておつとめが出来る、ひとが集まってくれるって事は何よりもの御守護だな~って思いました。【神殿落成奉告祭】から約10年、達也50歳の頃です。普請の借金を完済しました。正直しんどかった~完済して思ったんです「このまま仕事をして給料を頂き収入を得た方が生活は楽だろうなあ~」って、「あと10年ほど働いて退職金もらったら生活は楽だろうなあ~」って、でもそれって何か普通って言うか?平凡って言うか?味気ない感じがして面白くないなあ~って思いがしてバカですよね~(笑)横浜へ来た頃に戻ろう!初めからスタートしよう!っと仕事を辞めました。家内には迷惑かけっぱなし!ごめんなさい。おつとめを一緒に努めてくれる人を集めよう!16人のおつとめ奉仕者を御守護頂こう!そんな大きな夢みたいな事を思いながら、今はコツコツ歩いてます。これはこれでこの道は大変です。でも楽しくて面白いんですよ~毎日いろんな事があって・・・。
今日はここまでにします。続きは次回に・・・今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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