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きょうだい喧嘩はなぜ起こる!?【アドラー式子育て術】
今回のテーマは、子供の「きょうだい喧嘩はなぜ起こるのか!?」を掘り下げてお送りしています。
そして、「きょうだい喧嘩が起きた時の望ましい対応の方法」についても解説しています。
是非、最後までご覧ください。
1.きょうだい喧嘩はなぜ起きるのか?
結論から言うと、きょうだい喧嘩の目的は「親の注目を得るため」と言われています。
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「親の注目」という商品をかけて、きょうだい間で「競争」している。
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それが「きょうだい喧嘩の本質」と言われています。
もちろん子供自身は、そのことには気づいていません。
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きょうだい喧嘩中にパパやママが心配で介入してきたら、より喧嘩が白熱したり、親に一生懸命に事情を説明しようとする場面などが、親は経験があると思います。
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しかし、きょうだい喧嘩中に仲裁しようと親が介入することは「逆効果」になることが多いのです。
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「きょうだい喧嘩はプロレス!!」
と言う言葉を聞いたことはないですか?
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きょうだい喧嘩はパパやママなどの観客がいると盛り上がってしまいます。
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怒ったり、仲裁することで親が[観客]あるいは「セコンドや審判」になっています。
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すると……盛り上がっちゃいますね~(笑)。
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そして、子供は「喧嘩をすると親の注目を集めることができる」と学んでしまいます。
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喧嘩の直接的なきっかけはおもちゃの取り合いや順番争いからですが、
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長い時間喧嘩することや頻回に喧嘩が起きてしまうのは、親の介入や対応がきょうだいの喧嘩を助長させているのかもしれません。
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では、親はどのように対応すればいいのか?を次に述べます。
2.親の望ましい対応は?
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ポイントは2つ。
1.喧嘩には注目しない!
例えば、子供が喧嘩してて「ママ~兄ちゃんが○○貸してくれない~!」など、親に〈審判やセコンド〉を頼みに来るとします。
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親は目の前でもめていれば、イライラして、口出しをしたくなると思います。しかし、その気持ちをグッと抑えて冷静に対応しましょう。
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きょうだい喧嘩を助長させない、又は辞めさせるには、親が喧嘩に注目を示さなければ、そのうち収まってきます。
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気持ちが抑えられないと思うのなら、親がその場から一旦離れるのも一つの手。
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一度深呼吸をして
「ママ、これから仕事(家事)だから、静かにしてね。」
「どうしても、喧嘩するんだったら、自分たちの部屋でしてくれる?」
「よろしくね。」
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など声をかけて一旦離れてみましょう。
親がその場からいなくなると、子供は「これ以上喧嘩を続けても、親はかまってくれない」と学び、喧嘩も収束していきます。
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また、親が毎回きょうだい喧嘩に介入し続けていると、子供たちの「課題解決能力(喧嘩の収束の仕方を学ぶ機会)を奪ってしまう」ことになります。
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喧嘩が起こるたびに、「ママ!お兄ちゃんが僕を叩くの~!」と、親の注目を得て、解決してもらおうと学びます。すると、親への依存心を高め、自分で考えて行動を起こす機会を見逃してしまいます。
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きょうだい喧嘩は、あくまで「子供の課題」であるため、親は毎回必ず介入して止めなくてもいいと思います。
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きょうだい喧嘩して「人間関係を学んでいる場」だと思って、遠くで見守ることも大事です。
毎回、「○○が悪い!」とジャッジし続けるのも親は大変ですしね ♪
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2.仲良しの状態に注目する
喧嘩ではなく、反対に、仲良くしているときに注目をすることが大切です。
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きょうだいはいつも喧嘩しているわけではないですからね。
きょうだい同士で仲よく遊んでいるときに注目し
「仲良く遊んでいるね ♪」
「ママ(パパ)は二人が仲良くしてくれて嬉しい ♪」
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などと、笑顔で嬉しそうに声をかけると、子どもたちも、親が嬉しそうにしていることで、自分たちも嬉しくなると思います。
日頃から、そういった「普通に仲良くしている状態にも注目する」ことがきょうだい喧嘩やトラブルが減ってくるポイントです。
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3.まとめ
•きょうだい喧嘩の目的は「親の注目を得るため」
•ポイントは2つ・・・
1.きょうだい喧嘩には注目しない
⇒できる限り親は介入しない。可能ならその場から離れる。
2.仲良しの状態に注目する
⇒「仲良くしてるね」と声をかける。
是非、実践してみてください ♪
以上「きょうだい喧嘩はなぜ起きるのか?」でした。
最後まで、拙い文章を読んで頂いてありがとうございました。
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