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心のゆとりを持つこと

今日は久しぶりに家族全員で出かけた。

私の母は、旅行のときや家族全員が家に集まったとき、必ず「みんなで写真撮ろう!」という。今日も「記念に写真撮ってもらおう」と言った。

そんな母に対して、父はいつも写真を撮るのを嫌がる。恥ずかしさもあるのか、写真を撮ってもいつも真顔か苦笑い。

お昼を食べたお店で、今日も「記念に写真撮ってもらおう」と言った。お店が混んでいて店員さんが忙しそうだったこともあり、父は写真を撮るのをとても嫌がっていた。結局、母の推しに負けて写真を撮ることになったけれど、いつものように苦笑い。

ランチを終え、街を散歩していたら急に父が「写真撮って!」と私にスマホを渡してきた。普段そんなこと言わないのに父から頼んできたもんだから、私はびっくり。なんだか私はうれしくなって、カメラマンばりにシャッターを押した。

そのあとも、写真スポットがあるたびに父から「写真撮ってもらおう」というようになり、今日のカメラフォルダは家族の写真だらけ。

なんで急に父が写真撮ろうと言い始めたのかはよくわからない。よくわからないけれど、母がいつも大切にしている「思い出を写真に残すこと」を父も共感してくれた気がして、なんだか嬉しい。

「写真を撮ること」で、家族の距離をさらにキュッと縮めてくれて気がした。

写真っていいな、好きだなって改めて感じた休日。
忙しない日々から少し離れて、些細なことに幸せを過ごせた休日。

熱中するものがあって、日々忙しくても、家族との時間や小さな喜びにも目を向けられる心ゆとりをこれからも持ちたい。

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