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新年のご挨拶(2020年)

みなさま新年おめでとうございます。
今日は以前から行こうと思っていた鹿島神宮へ参拝しました。

駐車場が列を作る程に参拝客で賑わっていましたが遠路遥々越谷から来た甲斐がやっぱりありました。
とにかく参道は森のような樹海となっており鹿島神宮樹叢として天然記念物に指定されています。

かつて戦国時代に剣聖と称された塚原卜伝も鹿島の神官の家の出だが、彼を題材にした数年前のテレビドラマの中でこの森で剣の修行に精を出しているシーンがあったのを思い出した。

自分の住む越谷でも神社の参道から自然のエネルギーを感じ取ることは出来るが、ここはその比では無い。

とにかく広く鬱蒼としている。
ゆえに神秘的な雰囲気であり、人知を超えた何かを会得するには向いているのかもしれない。

ちなみにこちらは祭神である武甕槌(たけみかづち)が地震を起こすナマズを退治してる様子。この神様はアニメやなんやで結構よく耳にする名前だが雷神かつ剣の神だというのは最近知った。

さて、以下は今日の参拝で感じたことになります。

自然に囲まれて生活していた古の人々は、現代人には感じ取れないセンサーと智恵があったのだろう。現代の勤め人中心の生活となると、日々することが限られてくるので思考も狭くなり大して考えなくても過ごせてしまうようになる。

そこに限界を感じる。この先の世の中の流れを予想すると尚更だ。

人間には本当は原始的な能力がもっと眠っていて、五感はおろか第六感も高めることが出来るのではなかろうか。

あれやこれや細分化・分業化しなくても1人でも出来ることは多々あり、そうすることで忘れていた能力を取り戻し、結果個々の自信に繋がるのでは無いのだろうか。

私も今年は地域活動の際の屋号「郷奏舎」のイベントとして、自己内在の自然の力を取り戻す一助となる企画が出来ればと考えています。
世間一般の社会通念なんてものは戦後に形成されていっただけかもしれないですからね。

そんなことを本日の旅の最後に訪れた鹿嶋の海を眺めて考えておりました。

改めまして本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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