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現実を変えたければ、今を見直してはダメ

私には変な癖がある
昔から一定周期で自分にやってくる変な癖
それは
『何度も同じミスをする』

気をつけていても
横から前から後ろから、自分についてくる
人から何度『あんた、またやったね』『何度言えば分かるんですか?』と言われたことか
これは一体何なのか?
同じミスをしたときに、自分でも思う
『あっ、まただ』

長い間、このカラクリが分からなかった
『私は極度の忘れんぼさんなのかな?』
『私には真剣度が足りないのかもしれない』と思っていた
だから、忘れないようにメモをとったり、ノートに書いたりしていた
でもなかなか無くならなかった

ところが、ある考えに触れ世界が一変した
『同じミスをしたっていうのは、その前に同じ気持ちになっちゃったっていうことなんだよ』
そうか、確かにそうだった

昔、仕事で
時間や自分の能力を考えずに
『できます!』『ハイやります!』と言ってしまうことがよくあった
結局、最後までやりきれずに『できませんでした⤵』というミス
何でかな~、あのとき何を考えていたんだろうと思っていたら思い出してきた

私は、『できない自分が恥ずかしい』とか
『しないと自分の価値がなくなるんじゃないか?私が必要じゃなくなるんじゃないか?それは嫌』と思っていた

だから、処理できる範囲を超えたものを
軽く自分の中に入れ、自爆
頼んだ仕事ができていないのだから、周りも迷惑なのだ

もし今、同じ状況になったら
『できない自分が恥ずかしい』というような気持ちが出てくるだろう
今も昔もあんまりそのあたりは変わっていない気がする
ここで手を打たなければ、あの時のままだ
昔のミスを今、修正しにかかる

ここで新たに考えを入れる
『私よ、よーく考えてごらん。今、お前ができるかどうか分からない仕事を引き受けるとするよね。どうなる?今までどうなってきた?できた時はいいだろうけど、できなかったら?相手が困るんだよ!もし今できないのであれば、そのことをまず伝えて、いつまでならできると思うと言ってみてはどうだろう?二つ返事で、分かりました!なんて言うんじゃないよ!それに、できないと言ってできる方が、できると言ってできないより遙かにいいでしょ』

『できないことは恥ずかしくない』
『その仕事ができなくても、あなたはあなたで別ものである』

これで同じ場面に遭遇しても
同じ気持ちにならずにすむ
同じ道を進まなくて良くなった
これで同じミスを減らすことができる

現実を変えたければ、今じゃなく、過去を見直すべし

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