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3月25日 木曜日 22時 | 偏頭痛とデスクワークと技術本

今日はじんわり地味に一日偏頭痛がしながらも、締切が近い仕事がいくつかあってパソコンに向かっていた。ほとんどの時間はGoogle Apps Script(GAS)を書いていた。公式リファレンスで調べることに慣れたので、いつの間にか教科書的な書籍は閉じたままになっていることに気づいた。

休憩時間に読んだ本。

昨日買った『文庫 思考する機械コンピュータ (草思社文庫)』を少し読んだ。

序文から印象的な部分を引用。

コンピュータは技術的な側面よりも論理的な側面が強いマシンである。

 さらに言えば、現在のコンピュータをハード的にささえているのは電子工学であるが、コンピュータの論理が電子工学的でなければならない理由はまったくない。コンピュータはトランジスタを部品として作るのとまったく同じ原理にのっとって、調水弁とパイプで作ることもできる。棒と糸で作ることもできる。コンピュータを計算機にしているのは、コンピュータの原理なのである。コンピュータの面白いところは、コンピュータが本質的にテクノロジーを超越しているということであり、私はこの本質について語るために本を書いている。

このような趣旨で書かれた一般書の中ではダントツに読みやすいのがこの本だと思う。(この本を読むのは三度目ぐらいである。)

『人月の神話【新装版】』も少し読み進めた。

最近TypeScriptという言語に取り組んでいる。TypeScriptそのものについてここで熱く語ることは避ける。今日はそのような体力が残っていない。が、控えめに言ってTypeScriptは書いていて最高に楽しいスクリプト言語のひとつであることは間違いない。

テキストに使っているのは『プログラミングTypeScript ―スケールするJavaScriptアプリケーション開発』。基礎固めに重心をしっかり据えた充実の内容である。

TypeScriptについてより実践的に深く学びたいと思い、久々に洋書を注文した。

プログラミングの英語の本は(全部ではないが)文学的表現やスラングなんか全然知らなくても読める本が多い。そもそも英語圏出身じゃないエンジニアが書いていることも多いように思う。英語を「読む」勉強にはちょうどよい。

SN

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