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デカルトの暫定的道徳

デカルトの『方法序説』を読んで「それ大事」と思ったのは<暫定的道徳>という方法論。

人生を賭けて追求したいこと「だけ」に身を投じてしまうと破滅するのがオチだから、日常的には世間一般の道徳(モラル)に従っとけ、と。

一見軟弱な姿勢に見えるけど、それは多分擦り込みで、むしろ「人生を賭けてやりたいことがあくまでも軸、その軸となるプランにより健全に取り組むための<暫定的道徳>」という読み方が素直じゃないかな。

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