憎しみの先には、何もない。
人に傷つけられたことがある。
学校でのいじめ、からかい。
職場での妬みや僻み。
私自身にも何か悪いところがあったのかもしれないが、傷つけたい、排除したいという気持ちを直接ぶつけられることは結構キツい。悪いところがあるのなら、言葉にして伝えてくれないと、直す努力ができないのに…と思う。
今さら、昔のことを持ち出して、喧嘩をしたり悪口を言いふらすようなことをするつもりなどない。ただ、時々は考えてしまうのだ。落ち込んだり、心がチクチク痛んだり、してしまうのだ。どうしてくれるのだ、と。
そんなことを言っても、考えても、過去は変わらない。過去は変えられなくとも、未来は幸せを手にしなくてはいけない。どんな人でも。
「憎しみ」を抱えたまま生きた未来は、幸せといえるのか?そんなはずはない。
「憎しみ」を手放すまではできなくとも、許すことならできるかもしれない。嫌なことをしてきた相手を許し、ネガティブな気持ちを引きずったままの自分をも許すのだ。
「憎しみ」を持ったままの未来には、きっと、辛いだけで何もない。
「憎しみ」を許すことで、いろんな道が開けていくのではないだろうか。
傷つけられたぶんだけ、優しくなろう。
他人にも、自分にも。
辛い過去があるのなら、未来は幸せになろう。
私も、あなたも。
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