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今年こそ、QTしよう!

QTとは?

QTとは「Quiet Time」、神さまの前に心をしずめ、聖書を読んだり、祈ったりする、いわゆる「ディボーション」の時間のことです。

クリスチャンにとって、聖書はいのちの糧ですから、健康なクリスチャンでいるためには毎日聖書を読みたいですよね!

でも、聖書の読み方がわからない、なかなか続かない、読んでもよくわからないから読むのがつらい…という思いはありませんか?

クリスチャンに限らず、聖書は元祖「バイブル」です。
聖書には、私たち人類が生きていくために必要なことのすべてが書かれていると言っても過言ではありません。
人生の「バイブル」が与えられているのに読まないなんてもったいない!

とはいえ、聖書1冊全部を一気読みするのはさすがに無理なので…
毎日コツコツQTをして、少しずつ味わっていきましょう。

たった4STEPでQTできる!

人によって若干違うと思いますが、ここではズボラな方(私)でもできる、簡単な方法をご紹介します。

STEP1 祈る

まずは神さまの前に心を静めて祈りましょう。
悔い改め(神さまに謝る)、感謝(お礼を言う)、賛美(神さますごい!素晴らしい!と思ったこと)などをことばにして、神さまに伝えましょう。
讃美歌などを歌ってもいいです。
聖書のことばから、神さまが語りかけていることに気づけるように、神さまに心を向けていきます。

STEP2 聖書を読む

聖書を読みます。
3回程度黙読または音読し、内容を把握します。
よくわからないところは、辞書を引いたり、解説などを参考にしてもいいです。その中で特に心に響く箇所に線をひいたり、メモやノートにコメントを書いたりします。

STEP3 黙想する

特に響いた箇所(1〜2節程度)を繰り返し読みます。
読みながら、こんなことを意識してみましょう。

・神さまはこの箇所を通して自分に何を語りかけているんだろう?
・私がすべきことは何?
・どうやって実践すればいい?

浮かんできたことをメモしてもいいです。
神さまに聞く姿勢で、みことばを味わいましょう。

STEP4 祈る

黙想した箇所を祈っていきます。
最初はみことばをそのまま読むだけでもいいです。
何か考えやことばが与えられたら、心に浮かんできたこと、与えられた思いをそのままことばにしていきます。
そうしていると、神さまはこう思っているのかな?とか、ここで言いたいのはこういうことだったのか!といった「ひらめき」が与えられます。
最後に、教えてくれたことに感謝をして祈りを閉じます。

祈りつつ読む!

ディボーションの方法は、人によって若干違いますし、使うテキストもさまざまですが、目的は神さまに心を向けて聖書を読むことなので、どのようなやり方でも結構です。

ただし、祈ることだけは忘れないでください。

聖書は「神のことば」であって、日本語で印刷出版されていても、単なる文章ではありません。祈りながら読むときに、はじめて本当にそのことばを「読む」ことができます。

「神さま、教えてください!」という謙虚な気持ちで祈りつつ読んでいきましょう!

続けることが苦手な方へ

毎日何かを続けるのは大変だし、精神的なハードルがありますよね…
私は聖書をただ読むだけでも、QTでも、「毎日」「継続」することにものすごくプレッシャーを感じるので、最初は大変でしたが、おかげさまでどうにかこうにか続けられています。

まずは、水を飲むとか、お腹がすいたから何か食べるというような気軽さではじめてみてはどうでしょうか?
水を飲まない日はないし、だいたい何か食べますよね?
もちろん食べるのすら面倒くさいと思う日があるのと同じように、QTをするのが面倒くさく感じることもありますが…
そんなときは、「QTをする力をください!」と祈ってから聖書を開きましょう!

また、できない日があったとしても、そこでやめずに、気持ちを切り替えてまたはじめましょう。

一度にたくさんやる必要はありません。
読む箇所によっても時間はまちまちですが、まずは20分くらいを目標に、試してみてはいかがでしょうか?

神さまはあなたの祈りを最初の日から聞いてくださいます。
「神さまの前に心をしずめ、いのちのことばを味わう時間」を生活の中に取り入れてみませんか?

彼は私に言った。「恐れるな、ダニエル。あなたが心を定めて、悟りを得ようとし、自分の神の前で自らを戒めようとしたその最初の日から、あなたのことばは聞かれている。私が来たのは、あなたのことばのためだ。
ダニエル書 10章12節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


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