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人を育てる自然保育⑥ 裸足で土を踏む

足の力

裸足で土を踏むことも脳の発達に極めて大切です。さくらさくらんぼ保育では日常で靴下やタイツは使用しません。

はじめてリズムに参加したときは、園児たちが「くつした脱ぐんだよ」と教えてくれました。

足裏で直接踏むこと、床を蹴って自分の体を宙に浮かす力の強さによっても発達は図れます。

リズムの話が混ざりますが、両足を揃えてピョンピョン飛ぶうさぎは、2歳前後で多くの子どもはできるようになります。ですが、発達がゆっくりだとなかなかできません。

今年の運動会。親たちも裸足で過ごしました。ひんやりとした土は気持ちよく、踏みしめると体が解放されるう。

裸足で日々過ごすこどもたちはとてもとても頼もしいです。

腕の力

年長の見せ場の側転や跳び箱も、腕の力が弱いと腕で体を支えることができません。

跳び箱の箱をパンと後ろに蹴って体を浮かすにはその腕の強さでやはり重要です。

戸板を越えるにも自分の体を引き寄せる力が必要です。

発達を促すに激しい全身のリズム運動

足腰を使う庭掃除や床の拭き

動物の飼育

布団の上げ下ろし

のこぎりを使っての竹切り

年長になり息子たちは、たくさんの仕事を園でしていることも、成長発達に大変に役立っています。

エネルギー

円形のホールをスピードを出して走る時。

内側に体を倒してバランスを取りながら、左回りも右回りもスピードのまま回れる子どもたち。

しかし、発達の遅れてる子はなかなかバランスよく回れません。

福井謙一氏のノーベル化学賞受賞の「電子殻の最も早い軌道を回る電子が最もエネルギーが大きく、化学反応を起こす」という発見を斎藤先生は、

子どもたちの運動の法則にも適用できると、

感じていたそうてす。

いつもホールを駆け回る運動で中心を小さく回る子どもは、発達の遅れている子どもたちだからだそうです。

決して楽をするために小さく回っているのではなく

エネルギーが小さくて外側をかけることができない。

だから、初めて出会う子どもたちであっても斎藤先生は内側を小さく回る子どもたちに注目するようになったそうです。

これを知ってから私もそこに目がいきます。

保育者はできる限り外側を一緒に走るように介助します。

また、早寝早起き、ちゃんと食べること、しっかりと歩かせたり、仕事を手伝わせたりと生活を見直し、体を動かすことを励ます。

すると、自らの力で外側を走るようになってくるそうです。

原始脳から育てること、大事にしたいです。


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