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目から鱗の哲学

哲学って難しい。
漫画のニーチェ先生が流行ったときに手を伸ばしてみたけど挫折しました。

子どもの頃から哲学者

苫野一徳さんのこの本は、哲学の根本、歴史上の哲学者の考えを簡単に説明してくれています。
苫野さんのびっくりするような半生にも引き込まれますが、その苦しんだ時間があるからこそ今がある、繋がってるんだなと感じます。
苦しんでいるときは実存にまみれてしまうけど、
「社会は実存から遠いところにあるものじゃない」
と言われるとフッと肩が軽くなる感じがしました。
近くばかり見てたら疲れてしまいますもんね。

そして当たり前だけど当たり前じゃない
「自由の相互承認」
これが出てきたとき、私のバイブル「「学校」を作り直す」のこの部分ももう一度読みました。これからを生きていく息子の中にも、私の中にもこの考えを落としこんでいきたい。
コロナの流行で、自由に幸せになるためにこそどんな社会が必要か考えることがより大事になった気がします。
まだ難しい哲学書は読める気がしませんが「こどもの頃から哲学者」を読みきってみて、「哲学って役に立つもの」と言う言葉が心にストンときました。

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