孫の能力が他の子よりも高くあってほしいと願う母との会話
母の日ということもあり、久しぶりに母と電話をしたときの話です。
お互いの体調や近況などを話ながら会話のメインはいつも孫の話です。母が質問する内容はだいたい決まっています。
「学校の勉強はついていけているの?」
「クラスの中でも勉強はできる方なの?」
「学校でちゃんと授業は聞けているの?」
「スポーツは何ができるの?」
「習い事は何をやっているの?」
「将来のためにも今から英語をやらせた方がいいんじゃない?」
などなど‥聞いていると孫の能力や他の子に比べて自分の孫はできる子なのか、そうではないのか、できる子じゃないならできるようにするために〇〇を習った方がいいなどアドバイスをしてくれます。
孫の成長は嬉しいけれど、特に他の子よりも優れている能力があることが嬉しいようでした。
息子は勉強が苦手で学校の授業についていくのがやっとです。英語にも全く興味はありません。そのことを伝えるととても残念そうなのです。
そして、母は「勉強がダメならスポーツだね、好きなスポーツを見つけて1番になって大学とかにも推薦で行ければいいね」と切り返してきます。
そんな会話が続いて私は思いました。
そんなに能力が大事なの?苦手なことやできないことがあったっていいじゃない!他の子と比べなくたっていいじゃない!1番にならなくたっていいじゃない!
今回、私の心の思いを母に伝えることはしませんでした。母とは離れて暮らしていて会えるのは1年に1回くらいで孫にはなかなか会わせてあげられないけれど、母なりに孫のことを心配してくれているんだろうなと思いました。
次に電話をしたときには、息子の良いところ、可愛いところをたくさん伝えてみようと思います!能力も大事だけどそれ以上に息子の素敵なところをたくさん自慢してみようと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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