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小田桐あさぎさんの4年と私の4年

前回の記事『小田桐あさぎさんとの出会い』からはや4年。

小田桐あさぎさんは2冊目の著書を出し、
2022年には年商3億、ドバイ在住、ハイブランドのキラキラした洋服を着て
毎月ファーストクラスで世界を旅する
とんでもない起業家になっていました。

私の部屋の本棚にひっそりと収まっている通称:嫌すご

そんな小田桐あさぎさんの飛躍を全くしらないまま4年が過ぎました。


あさぎさんが3億に飛躍した4年間
私がやっていたこと


その4年間、私が何をしていたかと言うと…


2020年3月に無事に看護師国家試験合格し、
晴れて2020年4月から39歳で某公立系病院の看護師として働き始めました。


コロナ真っ只中の中での入職。
新人看護師は看護学生並みに勉強に追われ、
研修や課題、新しい手技や先輩のプレッシャーに耐える毎日。


3年間の辛い看護学校を経て、夢にまで見た看護師LIFE。


しんどいことも想定の範囲内。
私が欲しかったものは【安定】。


39歳の未経験の職種で、これだけ安定したお給料がもらえて、
ボーナスもあるし、身分も補償されている。


いままで、マタハラにあったり、リストラされたり、
私が会社から必要とされない、お給料があがらないのは
社会から必要とされる【資格】がないから。


やっとの思いで手に入れた【安定】
これで、もう自分の人生は安泰だと思っていました。


でも、いざ看護師になってみると、
先輩看護師の安定はあるものの疲れ果てて枯れた姿。
新人の愚痴で会話が成り立つ環境。
コロナ禍でも家族より仕事が最優先。


「仕事なんてどこもこんなもんでしょ」と言い聞かせていました。


定年までの辛抱


定年後には夫と世界一周旅行。
それまでは辛抱。

毎月コツコツ節約して貯金して、
看護師なら定年後も仕事できるし、
そのための経験を積むためにも今は辛抱。

定年まであと25年。
25年の辛抱。

そう言い聞かせながら、毎日出勤していました。

25年。
いや、25年って長くないか?
25年もこの生活続けられるの?


私の欲しかった安定って、この辛抱のうえに成り立ってる。

でも、しょうがない。
人生なんてそんなもんでしょ。

辛抱して頑張った人にだけ、
最後の最後にご褒美がある。
それが人生。



そうやって辛抱の人生を過ごしている間に、
小田桐あさぎさんは新しい著書(通称:ちゃん卒)を出版。


ゆくゆく私の人生のバイブルになるこの本と出会えたのは、
出版から2年経った2022年の夏でした。


小田桐あさぎさんがちゃん卒を出版した2020年、
私は辛抱、辛抱と唱えながら過ごしていました。


その翌年、私は人生の絶望を味わうことになりました。
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