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小田桐あさぎさんとの出会い

小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座17期に参加したこころんの備忘録。

私と小田桐あさぎさんとの出会いは2018年。
【嫌なこと全部やめたらすごかった】という
強インパクトなタイトルに惹かれて購入。

当時、子育てしながら看護学校に通っていた私は
相当色んなことの両立が「無理ゲー」って感じつつも
「言うて辞められないからしんどいのよ」とボヤきながら
毎日を過ごしていた。

「全部やめれる人はいいよね。
そういう特別な人もいるよね。
でも、私は看護師になって働かなきゃだし。
看護師になるためには遅刻はもちろん、欠席なんて絶対にダメ。
この日々を乗り越えるのが私の理想ライフを叶えるために必要だ」
って思ってた。

その後、本を読み返すことはなかったけれど、
捨てることはなく、本棚の片隅にひっそりと仕舞われていた。

看護師になってフルタイムで働いて、バリバリ夜勤もこなして、
育児も家事もこなして、マルチタスクですごいでしょ〜!
って言うのが理想だと思ってた。

今思えば単純に地獄w


でも、当時はそのマルチタスクこそ母として女性として最強だろって思ってた。
何も捨てずに諦めずに両手いっぱいの幸せを一つ残らず抱え込むことが
自分の理想像だと思ってた。


でもさ、多分、心のどこかで「しんどい」って思ってたから
この本を手に取ったんだと思う。
「嫌なこと全部やめられる人生いいな」って思ってたに違いない。


でも、当時は、
「こんな何もない自分が世の中から必要とされるには
看護師という国家資格を取り、
子育てと両立しながら
世のため人のためにお役に立ってこそ
必要とされるんだ!」って120%信じてた。

看護学校時代は軍隊みたいな生活だったけど、
それはそれで青春時代って感じで(同級生の平均年齢は20歳)
面白かったし、貴重な経験ができたと思ってる。

むしろ「他に選択肢は残ってない!」という危機感と
「この先には必ず理想の未来が待っている!」という盲信があったからこそ
あの3年間を乗り越えられたと思う。

とにもかくにも、私が一生の中で一番多忙を極めた時期に
小田桐あさぎさんとの出会いは1冊の本から始まり、
1時間ほどで読み終わった本は、本棚の片隅に追いやられ、

小田桐あさぎさんの存在は封印されました。

まさか4年の時を経て、再び読み込むことになろうとは
その時は微塵も思いませんでした。

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