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最近感じていることを書きます。

ここ最近というか、前から腑に落ちないものがある。
それは、テレビコマーシャルでよく見かける、消費者金融の宣伝です。
家族でテレビを見ていると、ほんとよく消費者金融のコマーシャルが流れると思いませんか?
私には、中学3年生の娘がいます。まだ学校で社会、政治について勉強している段階で、この消費者金融のコマーシャルは良くないんじゃないか。
コマーシャルは、爽やかで、華やかな俳優さんや人気コメディアンを起用していかにもお金は借りやすいですよ。といってるみたいなものだ。
読者の方で、こういった企業にお勤めの方は、気分を害されるかも締めません。企業活動として当たり前のマーケティング戦略と十分理解はしております。

私の周りでも、事業を起こしたり、ギャンブルしたり、まあ理由はそれぞれですが、借金で苦労されている方もいます。
借金は、個人の責任といえば、個人の責任になります。借金をするとき、個々の育ってきた環境で、それぞれお金を借りることに対しての意識が全く違うはずです。この環境というものが、私は一番大切だと思っています。
テレビを見ていて、有名人を起用して、お金を借りれば、こんないい経験ができる、我慢しなくても大丈夫。利息も30日間はかからないし、こんな素晴らしい経験が月々たったこれだけの支払いでできますよ!
繰り返し子供のころからコマーシャルをみてお金を借りることに対してのイメージがなんだそんなものか。楽ちんだな。などいわゆる、ハードルが下がっては、その子の将来に影響が出るはずです。

たばこ会社のテレビコマーシャルは、一切なくなりました。海外のたばこのパッケージ見られたことありますか?肺が煙に侵された写真などすごくリアルなものがたばこのパッケージになってますし、自動車レースのスポンサーもいち早くたばこ会社は撤退を余儀なくされました。日本でも、受動喫煙の問題などで、テレビコマーシャルは一切見なくなりました。同時に喫煙率も下がってきて、世の中は禁煙思考に代わってきてます。正解だったのではないかと思います。

この消費者金融のテレビコマーシャルは、必要なのでしょうか?
テレビは、万人が見ます。子供から、お年寄りまで。その万人にお金を借りませんかという宣伝は本当に必要なのでしょうか?各家庭共働きが増え、今までよりも遅い時間までテレビを見る子供たち。労働者の平均収入はあまり上がっておらず、物価上昇、税金、保険の負担、年金の問題などなど、本当に先行きの見えない世の中で、このような消費者金融のハードルを下げるテレビコマーシャルは、お金を借りることを正当化し助長させるとしか言いようがありません。学校や家庭でいくら教育しても相反するものが有名人を使って日常目にする機会があるのでは、子供たちには悪影響としか言えないと感じます。ただでさえ、日本の教育ではお金についての教育はほとんどないのが現状です。これが繰り返されているため、親たちも自分の経験した範疇でしか教えられない。子供達にはちょっと酷な環境じゃないでしょうか?
一日でも早く、このような宣伝がテレビからなくなることを期待してます。

最近感じていることを書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでいただいた方の貴重なお時間いただいたこと
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