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なんでアメリカ人って商談で足組むの?

今日はビジネスのちょっとしたことを書いてみたいと思います。

題して、なんでアメリカ人って商談で足組むの?です。

私は仕事上仕入れ先が世界各国であり、商談する機会が非常に多いです。
欧米系の仕入れ先と会議するとき、特に英語圏の仕入れ先の方は、商談時に必ず足を組んで少しのけぞったような姿勢になります。多くの日本人には理解不能なんじゃないでしょうか?
社長が出てこようが、会長が出てこようが、足は組んでます。

私は慣れるまで、驚きましたね。最近はこういう場面でも足を組む人が少し出てきたと思いますが、30年ほど前に初めて見たときは、『こいつ偉そうに。なんて非常識な奴だ!』と驚きと同時に怒りがあったのを覚えています。

私たち日本の概念では、足をくむのはマナー違反と認識されているのじゃないでしょうか?最近は少し足を組む人も出てきましたが、、まだマナー違反と認識している人は多いのじゃないでしょうか?

一方、アメリカではというと、皆さんテレビで司会者が足を堂々と組んでいるシーン見たことありますか?
アメリカでは足を組んだらマナー違反という概念は全くないのです。
日本とは真逆で、足を組む方が良いという認識なのです。
アメリカはもともと移民の国。様々な文化の違う人が交流していく社会です。その社会の中で、相手に心を開いてフレンドリーに見せる必要がある考え方が根本にあるのです。そもそも足を組むということは膝が開いている時と同じで、心理的にはリラックスした状態なのです。

面白くないでしょうか?この文化の違いで、全く真逆の価値観。
足を組むアメリカ人と足を組まない日本人が初めて商談臨んだ時、アメリカ人は足を組んで心を開く。日本人は失礼な奴だと内心不機嫌になる。
これではうまく商談成立とはいかないですね。
改めて、郷に入れば郷に従えじゃないですけど、文化を知る必要はありますよね。

ところで、足を組んで組んだ足をぶらぶらさせる人いませんか?
このような方の特徴として、基本的には結構強気で自分には何でもできると思っている自信家の傾向があるようです。心理的には、足を組んでさらにぶらぶらさせることで、リラックス度合いを誇示しているのです。
ビジネスマンの方にもしこのような足ぶらぶらさんと初対面で商談することがあれば相手に呑まれないよう強気に商談しないといけませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、このようなビジネス系の記事も書いていきます。

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