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【親のサポート】偏差値40台から大逆転合格〜まずは自己紹介〜


はじめまして

 はじめまして、るること申します。2024年3月に、息子の大学受験(一般入試)を終えました。令和の大学受験を体験してみて感じたことは・・・

「とにかくややこしい!」

 
ややこしいけど、少しでも間違ったら息子の将来が決まってしまう…。そんな戸惑いとプレッシャーを抱えながら、親もあっぷあっぷ状態のまま、息子ともども、大学受験の荒波に立ち向かい、なんとか奇跡的に乗り越えることができました。
 そして、大学受験が終わったときに一番思ったのは・・・

「こんなにややこしいのに、どうして、だれも教えてくれないの?」

 疑問と戸惑いだらけの令和の大学受験。親はどう立ち向かうべきか?
 受験生のお持ちの親御さんたちに向けて、少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

なぜこのnoteを始めたのか

大きく理由は3つあります。

(1)情報がなくて困ったから

 大前提として、大学受験は子供本人が100%頑張らないといけないものだし、お年頃的に親が何を「こうしろああしろ」と言っても言うこと聞かない。
 親ができることなんてほぼない。それが感想です。
 しかし、親のちょっとしたサポート次第では、がんばる子供の可能性を100%から103%くらいには上げられるのでは?と経験して初めて感じました。
 本当にちょっとしたことなんですが、今思えば「あれが良かったのかも?」と感じたり、逆に「あれを準備しておけばよかった!」とか「ミスった…息子よ、ごめん」と後悔&失敗することも多々ありました。

 親ができることは、物理的なこと(書類提出など)もあれば、精神的なサポート、さらに身体的サポートなど、さまざま。
 とはいえ、親は親で日々忙しい。受験生のサポートなんて、できるかな?と不安になっている親御さんも多いと思いますし、実際にわたしも「このままでいいのか?」と不安でたまらなかったです。
 ネットなどで体験談などを探しましたが、ヤフー知恵袋にちょいちょいあるくらいで、昔とはぜんぜん違う「令和の大学受験」のノウハウなんて、ほぼ無し。特に「基礎のキ」から教えてくれる情報は皆無。わたしのようにお困りの方は多いだろうし、受験が終わった今、周りからも「大学受験、親も大変だった?」「何がどうなってるの?」とよく聞かれるので、noteにまとめてみることにしました。

 ちなみに・・・絶対コレをやれ!という意味で綴るわけではありません。わたしが書くことはあくまでも1つのケーススタディ。「うちはこんな感じで、結果的にうまくいきました」という経験談を中心にお伝えします。その中に「こんな書類が必要」「ここに注意!」など、事務的な情報も盛り込んでいたければと思っております。
 

(2)昔の受験とくらべて、今はかなり”ややこしい”


 私自身も大学受験をうん十年前に体験しましたが、「こんなにややこしかったっけ?」とびっくりしてしまうほど、令和の大学受験は、ややこしいです。
 特に書類&手続き!
 それはネット社会になったことが一番の原因。昔は「紙&郵送」だけだったのが、令和は「ネット」と昔ながらの「紙&郵送」が入り混じっている!しかも大学ごとにやり方が違う!
 お願いだから、統一してくれ!と何度叫びそうになったことか・・・
 大学別の書類提出方法や締切日を1枚の紙にまとめておかないと、頭の中がこんがらがる、こんがらがる。
 子どもの将来がかかった大学受験。「親が書類提出をミスった」なんてことだけは避けたい!
 わたし自身が家事や仕事をしながら、なんとか乗り越えた方法、そして志望校情報のゲットの仕方&まとめ方なども、かなり個人的なやり方ではありますが、このnoteでお伝えできればと思います。
 
 ちなみに・・・息子は東京の私立大学&国立大学を受験しましたので、もしかしたらお子さんの住む地域・志望校によっては、事務的手続の方法などは参考にならないかもしれません。その際は、その他の部分を読んでいただけると嬉しいです。


(3)高校&塾の先生が教えてくれることの限界

 子供が通っていた高校は、とても良い学校でお友達にも恵まれたのですが、大学受験の指導に関してはかなり頼りない。勉強の進度や教え方も最新じゃないというか、のんきというか・・・高1の先生との面談で「この学校はだめだ」といろいろ疎いわたしでさえもわかってしまったので、受験の情報に関してもあまり当てにしていませんでした(先生すみません)。そのぶん、「必要な受験情報は塾の先生が教えてくれるだろう」と安心していました。しかし、実際には違ったんです…
 
 塾の先生も意外と頼りにならない!
 
 たしかに、塾の保護者会に出席すれば、ある程度のことは教えてくれます。「@月上旬くらいには志望校を決めてくださいね」などは教えていただき、参考にはさせてもらいましたが、かなりそれは「受験生全般」に該当する表面的なこと。学校ごとに違う手続きのややこしさ、学校ごとに違う親がすべきこと、大学ごとに違う準備など、詳しいことは意外と教えてくれない。
 なぜなら、塾のスタンスはあくまでも「自己責任」だから。
 
わたしがそう感じたわけは、塾での3者面談(親・子・塾の先生)でした。志望校について先生に質問すると、くわしいことまで塾の先生は意外と把握していない。「え?知らないの?」ということがわりとありました。
 でも、それは今思えば、仕方ないんです。大学受験の形式や細かいことは、毎年、大学ごとに変わるから。
 塾の先生はおおまかなことは教えてくれますが「最新情報は大学のホームページなどで確認してくださいね」と必ず付け加えます。募集要項や申込みの方法などが毎年のように細かく変わるので、塾の先生も毎年すべ把握していられない。さらに、間違ったことを言ってしまった場合、責任がとれない。だから、必ず「自分で確認してください」ということをおっしゃる印象でした。
 つまり、どれだけ調べて、どれだけ志望校の細かい情報を手に入れるかは、親のがんばり次第
 もちろん、お子さん自身が情報を手に入れる家庭もあると思います。でも、経験してわかったのですが、高3はとにかく時間がない!
 かなり勉強や時間に余裕があるお子さんは別です。「高2までに勉強の完成度を上げて、高3は過去問をやるだけ」くらいの理想形のお子さんは、自分で志望校の詳しい情報や書類などを調べたほうが、やる気も出るだろうし、良いでしょう。
 しかし、うちの息子のような勉強に切羽詰まった子供は、情報をググってる余裕なんてない!アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃ、テストいかなきゃ、毎日のノルマやらなきゃ、風呂に入らなきゃ、学校行かなきゃ・・・の連続。
 1分1秒を惜しんで勉強し始めます。
 以前、息子が高1・高2のとき、わたしも「高3になったらみんな勉強し始める」という話を人から聞きましたが、そのときは「それは、あなたのお子さんが優秀だからでしょ?うちの子はサボりぐせがすごいから、高3になってもやらない戸思う」と信じていませんでした。
 しかし、実際はそうじゃない。うちの子でも高3になったら激変。今までサボってたのは何だったの?というくらい、猛勉強し始めました。それまで勉強しなさすぎて焦っている、というほうが近いかもしれません。
 そんな子供を見て「志望校の情報も調べて資料を作りなさい」とは親としては言いづらい。
 親は勉強を手伝えないぶん、志望校の情報を集めるくらいのサポートはしてやりたいと思いました。
 ・・・と、偉そうなことを言っていますが、それに気づいたのは高3の12月でした。今振り返っても、遅い、遅すぎる・・・。気づいてからは必死に調べて、慌てて準備する日々・・・。
 息子のために、もっと早く調べておけばよかった!と何度思ったことか。
 みなさんには後悔してほしくないので、今から知って、親ができる大学準備に備えましょう。
 このnoteでは、「ややこしすぎる受験の手続き」から、「親の心構え」「受験のサポート法」まで、わたしの体験を交えてお伝えしていきたいと思います。

息子のプロフィール 

  
 息子は高2冬の模試で偏差値40台でした。それなのに、なぜか東京の国立大理系(偏差値65)に現役合格しました。
 いまだに親子ともども信じられないくらいのミラクル。
 大学に入ってからも「本当に受かったんだね」「おれも驚きだよ」と親子で会話するくらい、驚愕の大逆転合格でした。
 高校の成績も悪く10段階で「3」なんてザラにありました。よく卒業できたなと思うレベル。しかも、部活動にも熱心で、高1〜高3の春まで運動部に所属していました。部活が無い日は帰って勉強すればいいものの、部室に行って体を鍛えるなど、とても受験生とは思えない日々・・・。
 あまりに成績が悪いので高2のとき「部活を始めてから、成績が下がったんじゃない?」「部活の日を減らしたら?」と息子に言ってみたことがあるのですが、本人は逆ギレ。「それだけは言うな!」「おれは@@部に所属したことに後悔しない。これで受験に落ちても、それ以上の価値がある」と言い換えされました。
 
 もうそこまで言われたら知らんわ、と部活に関しては、もう自由にしてといわんばかりに目を瞑っていたのですが・・・調子に乗った息子は、部活だけではなく、学校行事も大満喫。高3の6月なのに文化祭にもクラスで参加して謳歌する、というなぞの行動・・・。
 どうにかギリギリ合格したから今では笑って話せますが、当時はもう呆れていました。
 でも、そんな息子に1つだけ約束させたことがありました。それが意外と効いていたのかな?と今は思っています。それについても、おいおいお伝えしていきます。
 偏差値40台の息子が部活や文化祭を謳歌しながら、なぜ1年で成績を上げて、東京の国立大理系に現役合格できたのか?親と子の格闘を綴っていければと思います。


今後書いていくことリスト


ざっとですが、今後こんなことを綴っていく予定です。

▼共通テストって重要?
▼調査書って何?どれだけ必要?
▼みだれうち受験 経験談
▼予防接種を打つべき?
▼写真準備のタイミング
▼「全学部入試」って何?
▼「募集人数」の真実
▼ややこしすぎる「web出願」
▼「ウカロ」と日々格闘
▼学校別 出願のコツ
▼お金にガメつい大学・そうでもない大学
▼すべりどめ大学の決め方
▼受験生メンタル維持のコツ
▼「英検」「TEAP」って必要?
▼受験1年前までにコレを準備!
▼息子に聞いた大逆転合格法3か条
▼親から見た大逆転合格法3か条
▼受験当日&直前にやるべきこと
▼体調管理&食事はどこまで?
▼共通テスト〜私立大(1〜2月)やるべきこと
▼私立大〜国立大(2〜3月)やるべきこと
▼高1にやれば良かったと後悔したこと
▼いつ入試結果を知るか問題
▼模試の結果 VS 親メンタル
・・・などなど
「やってわかった」経験談を中心にお伝えします。

最後に

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。以上、初めてのnote記事でした。これから徐々に投稿していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

#受験 #大学受験 #令和 #親のサポート #大逆転合格


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