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比べるのは他人ではなく過去の自分

隣の芝生は青い、ということわざがあります。

隣の家はお金持ちそうで羨ましい、今度結婚する友達が羨ましい、いつも成績が学年トップのクラスメートが羨ましい、などなど。

他人と比べるとキリがありません。

例えば、あなたは子育てに仕事に忙しい毎日を送っていて、家事も育児も完璧にこなせずに、自分自身を情けなく思っているとします。

①インスタなどのSNSで、あなたと同じ子育て世代のママが、家事に育児に仕事にキラキラ完璧にやってのけている姿をアップしているのを見る。

②凄いな、羨ましい、自分はダメだ、と落ち込み、ガッカリしてしまう。

③更に自分の家が散らかっていて、子供と接する時間も余りなく、申し訳ないと思い、更に落ち込む。

と、こんな感じでしょうか。

インスタなどのSNSの情報はいくらでも自分を偽ることができます。

お金持ちそうに見えて、実は莫大な借金を抱えている人も必ずいます。

いつも豪華な食事の写真をアップしていたり、海外旅行に行った時の写真をアップしたり、子供と仲良さそうに写る写真をアップしたり、と。

あくまでも、SNSというツールは自分にとって必要な情報を得る、ためだけに使う、ということです。

自分を落ち込ませるために、偽りかもしれない他人のSNSを見る必要は全くありません。

少し話が逸れましたが、自分が出来ないことを他人と比べる必要は全くありません。

何故なら、あなたと他人は目指しているものが違うからです。

あなたと比べるのは、過去のあなた。

1年前のあなた、半年前のあなた、1ヶ月前のあなた、昨日までのあなた、いやいや、ついさっきまでのあなた、なのです。

1年前に立てた目標へ、あなたがどれだけ向かっているか。

家事、育児、仕事を完璧にこなす、という目標に1ヶ月前のあなたと、今のあなたを比べてどれだけ進んでいるのか。

あまり好きではないお風呂掃除を2週間に1回しかしなかったのを、1週間に1回に増やした。

それだけでもかなりの進歩だと思います。

あなた1人では難しいことなら、家族に相談して家族も巻き込んでもいいんです。

あなたの人生はあなたが決める。

他人は所詮他人であり、あなたを映し出す鏡のようなものです。

他人と比べて落ち込む時間を、どのようにすればあなたが目標に近づくことができるか、と有意義に使って下さい。

まずは昨日のあなたと今日のあなたを比べてみて下さい。

あなたにとって今日も良い日でありますように🐶