休職中「自分のニーズ」に耳を傾ける
こんにちは。ゆっきーです。
高校教員として3年働き、3年目の後半にうつ状態及び身体表現性障害と診断され、休職→退職→転職という道を歩んできました。
以前、休職中に社会復帰のために実践したことをご紹介しました。
休職して1か月目は特に、何をしたらいいのだろうか、休むといってもどうやすめばいいのだろうかと悩んだ時期がありました。休職している多くの方々も私と同じような悩みを抱えていらっしゃったのではないでしょうか。
私は早く社会に復帰しないとという焦りから、社会復帰のために「意味のある」ことを実践しようと努めました。例えば読書や散歩、モーニングノートなどです。
休職中っていかに効果的で意味のある休み方をするか、というところに注力しがちなのですが実はそれが落とし穴になる可能性があるのではと思っています。
「意味がある」「効果がある」休み方や過ごし方って研究で裏付けがあるとかではなく、結局のところ、「たくさんの人がいい」と言っていることの場合が多いです。
そして「たくさんの人がいい」と言っていることがイコール「自分にもいい」と思い込むこと、つまり他人のニーズ=自分のニーズだと思い込むことがちょっとまずい状況なのです。
休職するほどストレスを抱えた人の多くは、他人のニーズを一生懸命こたえようと努力した結果疲弊した人が多いのではないでしょうか。自分のニーズより他人のニーズを優先させてきた結果メンタルを病んでしまう人、少なくないと思います。
休職中くらい他人のニーズなんてほっておいて自分のニーズを満たすために行動してもいいと思うんです。時として自分のニーズを満たす行動って「意味のない」、「誰の役にも立たない」行動だと考えがちです。
大事なのは誰かの役に立つ行動をすることでも、意味のある行動をすることでもなく、自分がそれを楽しいと感じるか、自分がやりたいと感じるか、という基準で行動してみることだと思います。
つまり休職中は自分のニーズを満たすために考えて行動していいんじゃないか!ということです。
最初はそもそも自分のニーズなんてないよって、なりますがそれでいいんです。まずは今日の昼ごはんは自分は何を食べたいのだろうか、とか自分はうつぶせとあおむけどっちで寝ると気持ちよく眠れるだろうか、とかそんなことから始めていいと思います。つねに自分はどちらが好きか、どちらがやりたいかという考えをもって決定していくことが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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