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私のインナーチャルド


私は幼い頃から
お母さんに喜んで貰いたくて
よく家のお手伝いをしていました。


また、
長女だったので
妹や、一緒に生活していた従弟たちの世話もしていました。



人が何を望んでいるのか?
自分はどういう行動をしたら良いのか?
どうしたら皆が幸せに過ごせるかということを
いつも考えていたのです。



そうした能力は成長の役に立ち
人から喜んでもらえることが多く、
今の仕事にも役立っています。



ただ・・、
問題は、いつも誰かのために生きていたということです。



自分は何をしたいのか分からず、
人が望むものや
人の問題に対し自分には何ができるか?
ということばかり考えていたので
自分という存在を大事に出来ていませんでした。

いわゆる滅私奉公とか自己犠牲です。



そのため、常に忙しいし、
最初は喜ばれていたことでも
そのうち私がやる事が「当たり前」になってしまうと
何だか苦しくなっていました。



これは、私の中に
見捨てられ不安チャイルド」が存在していることにより
引き寄せられていた現象でした。




どういうことかというと・・


  私のバーストラウマに原因があります。



私はすこし早く生まれて
出生後1か月間、保育器で育ちました。



特に病気があったわけではないのですが
自力で母乳が飲めなかったので、
母親と一緒に退院ができなかったのです。



産まれて直ぐに母親と離された私は
きっと不安や恐怖を感じていたと思います。



そうして傷ついた感情の記憶(インナーチャイルド)が
私の心の中には存在していて、

再び母の元から離されるコトをすごく怖れていたのです。



私は単に、
母が喜んでくれることが嬉しいと感じていただけでなく

母が私の存在を喜んで
私を必要な存在だと思えば
きっと私を見捨てることはないだろうと、


幼い私の心は感じていて
必死だったのだと思います。



そうして育った私は

長年 無意識のうちに
自分の周りに、私を必要としている人を存在させて
安心感を得ていたのです。



だから、世話のかかる旦那さんと結婚したり
娘の病気、依存的な母親や友人、
仕事でも看護師となり看護や介護を必要とする人
の力になることで、

大変だったけど
「安心感」という大きなメリットを手に入れて
生きていたのです。


実はこれ、
自分が本当にやりたい事ではありませんでした。


もし、自分が本当にやりたい事だったとしたら
「当たり前」になることが辛いなんて思わないだろうし
疲弊しません。


捨てられることを怖れた結果の行動、
すなわち
傷ついた感情の記憶(インナーチャイルド)が
再び傷つくことを怖れた反応だったのです!



この事実に気付かなければ
私はきっとこの先の人生でも
自分の為には生きられなかったかもしれません。



滅私奉公や自己犠牲という言葉は社会的には喜ばれるかもしれませんが
自分自身を大事に出来ないのは罪でもあります。




聖書の言葉にあるように
「隣人を愛するように自分を愛しなさい」
(私はクリスチャンではありませんが・・)



本当の自分を知って
自分を愛することはとっても大事なことです。



本当の自分を知るには知識も必要です。


成育過程で培われてきてしまったものは
無意識に、オートマチックに反応しているので
簡単に気付くことできません。



なので、
こころの仕組みについて学び

俯瞰して自己をみつめ、
傷ついた感情の記憶(インナーチャイルド)の存在に
気が付くことが大事です。


自分一人では気付きにくいインナーチャイルド。



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