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noteをはじめました

先生的な仕事をしています。
授業作り、最近読んだ本について綴ります。
宗教学を専攻していたので、仏教の教えなどを実生活を踏まえて、
心の教えを紹介します。
初投稿はハン・ドイル著書の『教養としての「ラテン語の授業」
―古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流』を読んで考えたことを綴ります。


Carpe diem(カルペ・ディエム)

 この言葉の意味をご存知でしょうか。
ラテン語で、直訳すると「一日を摘め」です。
紀元前1世紀の古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句です。
「一日を摘む」とはなんでしょうか。
日本人に聞き馴染みのある言葉にすると「一日一生」だと思います。
一日はあっという間に過ぎていきます。日々は淡々過ぎていきます。
この日々を大切にするということが、「一日を摘む」ということだと思います。
 
 では、どうしたら一日を一生の如くに生きることができるのでしょうか。
まずはスケジュール管理から始まると思います。一日を金貨24枚に例えることがあります。つまり、24枚の金貨をどのように使うかを考えることが、スケジュール管理であると思います。

 今日一日、24枚の金貨を有効に使い切ることができましたか?
そういう観点から考えると、他人に金貨を委ねてしまった時間があったり、
どこかに落としてしまった時間があったり…

 さあ、そんなことを考えてくよくよしている場合ではありません!
明日、また24枚を手にした時によりよく使うことで、今日を取り返し、
明日を手にしようではありませんか。

 主体的に生きるということが、人生においては大切なことです。
それは、この金貨を他人の手に委ねないことだからです。
自分の財布から、他人に1万円を「好きに使っていいよ」と突然渡すことはないですよね?(そんな大富豪になりたい)
 毎日、自分の資金計画を立てよう!これがスケジュール管理です!
そして、設定した目標を達成した一日を送れた時に、
私たちは”Carpe diem”の意味を知るのだと思います。
 
 しかし、毎日はそう上手くいかない。
だからこそ、「試行錯誤」「創意工夫」の日々を送るのです。
ここにこそ人間としての成長があると思います。
そんな日々こそが、"Carpe diem"だと思います。
失敗も成功もあって、一日です。
失敗も成功もあるというのは、「挑戦」した自分がいるのです。
そんな小さな成長を、小さな喜びを日々に積み上げてこそ人生だと思うのです。

https://www.amazon.co.jp/教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流-ハン・ドンイル-ebook/dp/B0B7HP4BX9/ref=sr_1_17?crid=3RQ4ZH0TE00LN&keywords=英語+ラテン語&qid=1691500887&sprefix=英語%E3%80%80ラテン%2Caps%2C220&sr=8-17


初投稿から、大変長くなりました。
これからよろしくお願いします!!

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