命に向き合って、自死を選んだ人へ
届くはずがないと分かっているけれど。
あなたの選択を、私は責めることは出来ません。
それで良かったのか、何か出来なかったのか、と自分を責めることが出来るだけ。
あなたが考えて考えて選んだ事実をただ、そうだったんだね、と言えるだけ。
ただ、さびしいよ。
あなたがいてくれたから、見えた景色も沢山あったんだ。あなたと話して沢山気付いた景色があった。美味しいものを食べたり、旅行したり、ノロケ合ったり、グチも言い合ったり、バカしたり、ケンカもした。
そんな大切なあなたの悩みに、私は寄り添うことが出来なかった。それがとても、悔しい。でも、私は何様なんだろうって思う。
あなたは私の大切な人。死んでしまっても変わらず、私のこころに居てくれて、ありがとう。
春に、あなたの年齢を超えるよ。それが少しだけ怖い。春が待ち遠しくもあり、あなたの一周忌でもあり、ただただ気持ちが落ち着かない。
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