双極性障害のアラサー女子が見つけた仕事はWebライター

「ストレスが過度にかかると再発してしまう...。」

「再発の度に仕事を辞めてしまうので長続きしない」

当事者の私は、長年この悩みと向き合ってきました。

そして、フリーランスWebライターという仕事を知り、この悩みから解放されるのでは?と希望を見出しています。

とは言え、「どうやってWebライターになるの?」という疑問に対してはここでは省略させて頂きますが、

この記事では、

・双極性障害のアラサー女子が、激動の20代を振り返る

・フリーランスWebライターへの第一歩を踏み出すまで

をまとめるので、興味のある方は最後までお付き合いください。


お先真っ暗?発病したのは大学を卒業した年だった


文系学部を卒業した私は、子供向け英会話教室を運営している会社に営業職として就職しました。

「お子様に英会話の体験レッスンをワンコイン(500円)で是非いかがですか?」

1日80軒、このような新規飛び込み営業をするのが仕事です。

現状は厳しく、1日0アポの日が何日も続きました。

帰宅後には、一人反省会。夜中の3時まで、なぜアポが取れないのか?をノートに書き出していました。自炊する時間が惜しいので、冷凍食品ばかりを食べる毎日。

偏った食事と、睡眠不足の生活を3ヵ月続けた結果...

ある日突然、パニック状態を引き起こしました。

号泣しながら家族に電話。

「ご飯を食べるのも、仕事に行くのも嫌!もう家事も何もしたくない!!!!」と、子供のように泣きわめきました。

結局、新卒で入社した会社を3ヵ月で退職。

とてつもない絶望感に襲われました。

大好きな家族と久しぶりに再会しても、目を見る事すらできません。ずっと下を向いてぼーっとしていたので、心配した母親が病院へ連れて行ってくれました。

「うつ病です。」先生の言葉に、頭が真っ白になりました。

「うつは治る病気なので、しっかり治療していきましょう。」

私は、「治る」と信じて4ヵ月間うつの治療をしましたが、

今度は「双極性障害」と告げられました。

22歳の私に突き付けられたのは、【完治しない病気】

「まさか自分が病気に?治るんじゃなかったの?」

現実の出来事を、嘘だと信じたかったです。


転職回数5回?! 再就職ができない


1年間自宅療養のブランクがあったり、就職しても早期退職したり、

私の履歴書は、とにかくズタボロです。1つの会社で2年以上勤めた事がありません。

英会話教室から始まり、保険会社、スーパー、運送会社、人材派遣会社、

保険会社に関しては、諦めきれず、2度別の会社に就職しましたが、どちらも3ヵ月での早期退職。

こういった経歴を積んできてしまったので、障害者向けの転職支援会社を利用しても、

「転職回数が多く、年齢とスキルが見合っていないので、現実どこも書類選考で落とされると思います。」

と、ストレートに言われました。前を向こうとしても、その言葉が頭から消えません。

「自分は価値のない人間なのかな。」と、何度も思い

この先、どうやって生きていけばいいのか本当に分からなくなりました。


フリーランスWebライターという仕事を発見、希望の光が


完全に道を見失っていた時、フリーランスで生活している方のつぶやきをTwitterで偶然見かけました。

これだ!!!もう、これしかない。

そう直感で思い、さらに詳しく調べると「Webライター」というお仕事を見つけました。

誰でも始めやすく、副業としても人気!

とありますが、

ライティングの技術は奥深く、沢山の人に読んでもらうには「SEO」という専門的な知識も必須です。

誰でも始めやすい=誰でも稼げる 訳ではありません。

Webライター1本で食べていけるようになるまで、道のりは相当険しいと思います。

でも、フリーランスなら会社に履歴書を通す必要もなければ、面接をする必要もない!

経歴に負い目を感じる私にとっては、その点がとても魅力的に感じました。

会社に雇われるのではなくて、自分のペースで仕事をしていける。

人間関係に左右され悩まされる事もない。

もしかしたら、この仕事が私にとって長く続けられる仕事なのかもしれない。

そう考え出したら、とてもワクワクしてきて、すぐにライティングの勉強を始めました。

未経験なので実績を積んでいくための第一歩として、このブログを開設しました。

まとめ


通院と服薬を継続して、体調をコントロールしながら、双極性障害のアラサー女子が、Webライターに挑戦します。

22歳で双極性障害と診断されてから、今まで約7年間。

楽しい事よりも苦しい事の方が多くて、なぜ私だけ病気?

なぜ普通に生きられない?と、何度も自問自答してきました。

今、自分なりの答えは「周りの人と比べない。私は私。」

病気も「一つの個性」と前向きに受け入れて、これからも付き合っていきたいと思います。

「自分は何もできない」と思っていましたが、ふとしたキッカケでまた前に進むことができました。

今何かに悩まれている方がいたら、自分を責め続けないでください。

少し休憩してみましょう。なにかのキッカケで、また新しい一歩を踏み出せる時が来ます!

私は、この先何度つまずいても、そうやって生きていこうと思います。

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