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自分の軸がある生き方/子育てに必要な3つのポイント
自分の軸がある生き方に必要なのは、いい子ちゃんに育てない、いい子ちゃんにならないことです。
かつて子どもだった頃
「○○ちゃんのために」
「○○するあなたはいい子ね」
そんな風に言われて育った人の中には、
自分の軸や自信が持てず、自分の感情を押し込めてまでいい子ちゃんや頑張り屋さんになっています。そしてそれが今になって「苦しかったんだ・・」と涙を流して話すのです。
子どもにとって自分の意思なのか。
それとも
親に笑顔になってほしい、幸せになってほしくてやっているのか。
そんな区別なく習い事や勉強、家のことを頑張っていることもあります。
だから必要なことは、
①誘導なしに子どもは意思を話しているか
②習い事や成績の良し悪しに関わら,親の言動は一致しているか
③そもそも子どもが本音を話せる関係か
3つのポイントをおさえて関わることです。
より詳しくお伝えすると・・・。
①誘導なしに子どもは意思を話しているか?
人は自分の知っている答え、望む答えになるように質問したりします。
または、話を聴いているようで、自分の欲しい答えになるように否定をしたり少しずつ誘導したりしていきます。
そうすると、聴いてもらえなかった。どうせ話しても否定されるだけ・反対されるだけだ。となり、自分の意思を話さなくなっていきます。
だからこそ、話を聴くときは自分の意見や欲しい答えは一旦脳内から消しておくのがポイントです。
このとき自分の【思考のクセ=思い込み・捉え方のクセ、○○すべき】などが無意識に作動するので、まずは大人が自分の【思考のクセ】に気が付いていくことが、最短で誘導なしに子どもの話を聴けるようになっていきますよ。
②習い事や成績の良し悪しに関わらず親の言動は一致しているか
あの時は良かったのに今日はダメという。
100点取らないと(親の目標とする点数)機嫌が悪くなる。「あなたはダメね。だからちゃんと勉強しなさいってい言ったでしょう?」などお小言が増える。
反対に、習い事や成績がいいなど限定的に「あなたはいつも頑張っているわ!エライね」となったり、「あなたのことはいつも応援しているわ!」という言葉がある。
これだと子どもは限定的なことでないと褒めてもらえない、認められないとなり、親の言葉が信じられなくなっていきます。自己否定的になり、自分に対して自信を持てなくなっていきます。
だから、親の感情で態度を変えたり、意見を変えるのではなく、いつでも親の言動を一致させることが大切です。
③そもそも子どもが本音を話せる関係か
残念ながら、親と子であっても必ず信頼関係があるわけではありません。
子どもとどんな時間を過ごしてきたか?(長さではありません)で、親と子の間にある信頼関係は変わってきます。
何を話しても否定的だったり、親が自分に無関心であれば、「どうせ話しても聞かないでしょ」「どうせ自分には興味ないよね」などとなっていきます。それは子どもの年令は関係ありません。
子どもに本音を話してほしいのなら、信頼関係を構築していくことです。何歳になってからでも再構築はできます。
まずは親自身が【思考のクセ=思い込み・捉え方のクセ、○○すべき】、行動や言葉の使い方などを含めて変わることが先決です。
まずはこの3つのポイントを意識して関わってみてくださいね。
そして、
あなたの自分の軸を育てるためには、周りのためのいい子は辞めてしまうこと。
子どもの頃のクセで、自分を抑え込んで周りの喜ぶことを優先してしまう。
または、引き受けないと怒られるのでは、嫌われる・ダメな人と思われるのではないか・・・。という気持ちが無意識に作動し、周りの望むいい子になってしまうことがあります。
だからこそこう意識してみてほしいな、と思います。
『あの頃の子どもではないから大丈夫。』
そのうえで、あなたの心の根っこにある感情、経験、記憶を一つずつムリなくゆるめていくことが大切です。お一人でこの作業を行うと、かえって心が苦しくなったり自分を責めてしまうことがあります。
心の専門家が伴走していくことで、心が少しずつゆるんでいきますよ。
自分の軸というのものは、一長一短にできるものではありません。
焦らずご自分の心の根っこに寄り添い、一つずつ必要なところからゆるめていくことがポイントです。
自分のためのいい人になって、望む生き方を叶えていきましょう。
心の根っこをゆるめるカウンセラー
岡田聡子
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