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それは本当に言い訳?子育て×仕事×家庭×自分のケアのために必要なこと

子育てしながら、仕事もして、家庭のこともして、自分のケアも・・・!
って、思っている以上に難しいと感じることは正直ありますよね。

「両立って簡単に言わないでくれーーー!」
と叫びたくなることだって何度も訪れるのです。


特に、子どものケガや病気が立て続けにある時。
兄弟姉妹感で感染ループが起きる時。
(これはホントにしんどい。最後に親がダウンとかあるあるですね)。

もうどうにもならないわけです。
受診もすぐにできない時もある、仕事の調整もしないといけない、園や学校などに連絡をしたり、子どもの機嫌や体調の観察と対応、その他の当たり前にある日常業務(家事は業務と同じ)。

これらをいくつも並行してこなしながら、寝不足になり、いつの間にか自分の方が体力も限界を迎えようとしている。。。

そんな時に仕事や日常のことで、
「あぁ。。。できない」
「できなかった~!」
となるのは、現実起こることです。

この「できない」「できなかった」は言い訳なのでしょうか?


私がこれまで耳にしてきた言葉のなかに、

「子どもを言い訳にするな」
「家のことを言い訳にするな」
「出来ない理由を子どものせいにしない」

というのがあります。


確かにいつもいつも「子ども」「家」を理由にして、動かない・選ばないのは結局やりたくない理由があるからなのですが・・・。

そうではなく、どうしようもない状況になってもまだ、「子どものことを理由にやらないのはダメだ」と声をかける人がいるということ。。


こんな時に、子育て×仕事×家庭の難しさに直面して、相手の能力/自分の能力にダメ出しをしたり、責めてしまうのは違うのです。


【事実】
・子どものケガ、病気などで子どもに関する優先順位があがった。
・親の体力的に限界、倒れそう。


この事実は現実目の前で起こっていること、感じていること。
というのを、まずご本人と周りが認識をすることが大切になります。


じゃあ、この【事実】に対してどうするのか?
「子どもが~」と言っていたら、それでは現実は変わりません^^

現実を変えていくために、【代わりの対策】を考えていくのです。

・親も寝る、休む(横になるだけでもOK)
・スケジュールの組み直し(ここで余裕を持たせる)
・栄養のあるものを食べる
・最低限の仕事に絞る
・やらなくていいことを決める

などなど、自分一人で対応できる対策を考える。

注意点は、協力を得る・パートナーや親に頼む、ということを最初に盛り込まないこと。
それが叶わなかった時に「どうして私ばかり・・」という共感・協力を得られなかった悲しみが怒りに転換し、かえって心が苦しくなるからです。

*もし協力を得る場合は、「いま○○」という事実+△△という対応をする必要がある。自分一人では難しくて困っているから、□□を依頼したい。ということを淡々と行うと伝わりやすいです^^


【事実】に対する【対策】を考えて行動していくだけでOKなのに、できなかったことに対して「言い訳しちゃダメだ!」と自分を叱責しても、現実は何も変わりません。

むしろ自分を叱責=自分を否定してしまうと、余計に思考は停止し動けなくなってしまいますよね。


どうしようもないことに対して【対策】を考えて行動しているなら、不要な自分責めはやめてしまいましょう。


まずは【事実】として何が起きているのか?

その【事実】に対して、あなたの【欲求】は何なのか?
【欲求】=休みたいのか、仕事をしたいのか、連絡をしたいのか、子どもの対応をしたいのか?などを一つずつ考えてみる。

【欲求】に対する【対策】を考え行動をしていく。


このサイクルを回していくと、子育て×仕事×家庭に加えて自分のケアを取り入れることができ、体力的にも心の状態も負荷がかかりすぎず過ごしていきやすくなっていきます^^


不要な自分責めから脱して、あなたの心から望む日常に近づいていきましょう。


心の根っこをゆるめるカウンセラー
岡田聡子






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