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感情ジェットコースターから解放されるポイント

子どもが宿題しなかったり、ゲームをいつまでも辞めなかったり、脱いだものやオモチャを片付けないとイライラすることはありますか?

またはパートナーや職場の人など、ある言葉遣いだったり、似たような行動があるとイライラしたりムカっとすることはありますか?

そのイライラやムカっとすることが減ったら、あなたはどうなるでしょうか?
時間に余裕が生まれたり、感情のジェットコースターがなくなり、穏やかに過ごせる時間が増えるかもしれません。

どうしたらそうなれるのか?
知りたい!そうなりたい!と思うようであれば、これからお伝えすることを参考にして頂ければと思います。



誰が相手でも、相手にイライラしたりムカっとすると、相手の言葉や行動に原因や問題がある!と思っている方もいるかと思います。

もちろん相手に原因や問題があることもありますが、実はあなたの無意識の中にあるものがタネとなっている可能性も高いです。

というのもイライラしている場合は、

・あなたが我慢していること
・あなたが昔ダメだと言われて怒られたこと
・あなたのやりたかったことを、相手が簡単に叶えていること
・あなたの無意識の中にある悲しい、寂しいなどの感情や記憶に触れている時

心の根っこにフタをして押し込んだ、その当時に傷ついたり悲しんだあなた自身がSOSを出している状態だったりします。



例えば、

・子どもが宿題しない
・いつまでもゲームをやめない
・ご飯を食べないづけが終わらない
・脱いだものが脱ぎっぱなし
・言わないと手伝わない

というようなケースは日常的にあったりしますよね。


これを心のタネ=課題や感情・記憶に置き換えてみると、

・子どもが宿題しない
→昔、宿題をしないと怒られた/先生から親が注意を受けるのが怖い

・いつまでもゲームをやめない
→ゲームをすると怒られた・ゲームをやりたかった記憶

・ご飯を食べない
→ご飯を食べないと怒られた/わざわざ作ったのだから食べて欲しい/片づけが終わらない
→親の手を煩わせてはいけない

・脱いだものが脱ぎっぱなし
→そのままにすると親に怒られた

・言わないと手伝わない
→人の手伝いはすべきだ・しないと怒られた

など、今ではなく当時の記憶・感情が消化されないまま眠っていたため、ピンポイントで無意識に反応をしてしまい、それがイライラやムカッとすることに繋がるのです。

これは自分ではなかなか気が付くことができないため、相手に原因・問題があるように見えてしまうのです。(もちろん、状況によっては相手に問題があることももちろんあります)



ではどうすると良いのか?
2つのポイントでお伝えします。


先ほどの、

・子どもが宿題しない
・いつまでもゲームをやめない
・ご飯を食べないづけが終わらない
・脱いだものが脱ぎっぱなし
・言わないと手伝わない

というようなケースの場合、あなた自身の小さな頃の自分を思い出してみましょう。これが2つのポイントのうちの1つです。

その当時、どんな風に親や先生から関わられていましたか?どんな言葉を言われていましたか?

まずはこの作業をしてみてください。

そうすることで、あなたの中にある当時の記憶・感情が消化しきれずに、悲しいまま・淋しいままだったことに気が付くと思います。自覚するだけでもイライラハードルがグッと下がってきます。


ポイント2つ目は、相手の行動やタイミングを肯定し、実況中継すること。

「どうせやらないでしょ?」とか「ほら、やらないじゃない!」というような、否定をする言葉をかけない。

代わりに、例えば相手が「〇時に宿題をする」と言ったら、「〇時に宿題をするのね」と返す。もしその時間を過ぎてもやらなければ、「〇時を過ぎたけど宿題どうする?」とどう行動するかの決定権を相手に委ねて任せること。

そして実際に行動したら「宿題をしたのね」とだけ伝える。「すごい!」「エライね!』というような言葉はなしでOKです^^

実況中継をするだけで、相手は自分を見てもらった安心感と、やっていることを言葉にして伝えてもらうことで、承認欲求が満たされます。

ゲームや片付けなども同じです。


そしてこれらは、1回2回やってうまくいくものではありません。
何回も繰り返すうちに、子どもも慣れてきて少しずつ定着していきます。

人の行動が変わるまでにおおよそ3ヵ月必要です。

少しだけ長い目で取りくんでみる予定でいるだけで、あなたの心も「何をやってもやっぱり変わらない!」というイライラからも解放されます。

あなたの時間の余裕と心の余裕が生まれる未来を楽しみに、焦らずやってみるのはいかがでしょうか^^

心の根っこをゆるめて、あなたの望む生き方を叶えていきましょう。


心の根っこをゆるめるカウンセラー
岡田聡子

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