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心のクセをラクにしていくために必要なこと
あなたにはどんなクセがありますか?
人には自分でも気が付かないようなクセがあるものですよね。
例えば、字の書き方や鉛筆の持ち方、運転の仕方、調理の仕方、洋服のたたみ方、話し方などなど、意外とたくさんあります。
それが個性で、"その人らしさ”につながっていきます。
そして、物事のとらえ方や見方、そこから感じる気持ち、行動にもクセがあります。
例えば、べき・ねば思考や完璧主義などは代表的なものです。さらに、『どうせ自分が・・』と自分を責めたり、『○○さんが!』というように周りの人や環境を責めてしまうというのも思いクセになってきます。。
もしそのクセで生きづらさや人間関係(家族・パートナー・子どもも含む)に難しさを感じている。自分より周りを優先することに少しずつ苦痛を感じている。自分のやりたいことがあっても諦めてしまう・・・
というように、気持ちや望みに対して自分の内側に押し込んでしまうことがあるなら、抱えているクセが何かを知ることでこれからの人生は変わっていく可能性は高いです。
そのクセにはどうやって気が付くといいのか?というと・・・
自分で気が付く(自分を知る)+第三者に俯瞰してもらうこと。
え?これだけ??
と思うかもしれませんが、人は自分で気が付かないと変わることはできません。
例えば、話すときに「あ~」「う~」「え~」というのを言葉の合間に挟みながらしゃべる人っていますよね(校長先生や講座で話している人でも「あ~」「え~」とかいう人いませんでした?)。
本人としては分かっていても、どのタイミングで発しているか気が付いていなかったりします。
それを周りが「聞き取りずらいから、少し減らしてみたら?」とアドバイスしたとしても、「わかってるよ!」となって結局変わらない・・・となりますよね。
これは「あ~」「う~」「え~」と言っている自覚はあるけど、どうしてなのか?どのタイミングなのか?というのは気が付けないのです。
この場合どうするかというと、動画を撮影し本人に見てもらうこと。
それから、どうして「あ~」「う~」「え~」を発するのか?どんな気持ちになっている時か?などなど、1つずつ丁寧に自分に気が付いていくことで、意識をして「あ~」「う~」「え~」を発しなくなっていきます。
同時に、聴きやすい話し方を第三者に一緒に見てもらうことで、より伝わりやすくなっていきますよね。
つまり、クセは無意識の世界(90%以上が無意識、意識は5%も満たないという説もあります)の中で行われているため、、、
①無意識の世界⇨意識の世界に、クセを移行する。
②クセを意識することで、どんなタイミングで発動するのか?どんな気持ちになっている時?などを、俯瞰する。
③自分の心からの欲求は何か?を1つずつ丁寧に言葉にしていく、行動していく。
ご自分のクセを直していくには、
どの場面でも自分の気づき(自分を知る)と第三者の俯瞰が必要です。
第三者=心の専門家に話すことは、恥ずかしかったり勇気がいることかもしれないけれど、あなたを否定しない安心・安全な人・場所で試してみてくださいね。
1か月や3か月など短期間で変わるものではないのが、無意識でもできてしまうクセです。
心のクセを直すには少し時間は必要になりますが、生きづらさや人間関係(家族・パートナー・子どもも含む)での難しさ、自分より周りを優先することへの苦痛、自分のやりたいことがあっても諦めてしまう。
というクセから少しずつ解放されていくと、あなたはどんな生き方をしているでしょうか?
その未来を思い描いて焦らず取り組んでいくと、心がゆるみ、あなたの望む生き方に繋がっていきます。
すぐに結果が出ることではないからこそ、心の専門家と伴走をして進めてみてくださいね。
あなたの心がゆるんでいきますように。
心の根っこをゆるめるカウンセラー
岡田聡子
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