「1枚1000円」は高いのか、安いのか

以前、子供と仮面ライダーのカードゲーム、ガンバライジングをやっているという記事を書きました。

そのガンバライジングで使用するカードですが、通常であれば1回100円投入すると1枚、入手できます。

ですがカードにはグレードがあり、ノーマル、レア、スーパーレア、レジェンドレア、ガンバレジェンドレア…と、レア度が上がると当然、入手困難になります。

そしてそういったカードは、ヤフオクやメルカリなどで高値で取引されています！

つい先日も、子供と一緒にメルカリを眺めてまして、とあるサイトで「最強の組み合わせに使用できる1枚」と呼ばれたカードが販売されているのを見かけました。

その値段、1枚あたり5000円オーバー…。つまり通常の価格の50倍の価格。

うーん、高い。

また別のカードも見ていたところ、1枚あたり6000〜8000円ほどの値段がついているものも！

うーん、高すぎ（汗）。

さすがにこれは手が出ないなぁ、でも欲しいなぁ…と思いながらあれこれカードを眺めていたところ、私が好きなライダーのレジェンドレアのカードが1枚1000円ほどで出品されているじゃないですか！

おっと、これは安い！！

…と、危うく即座にポチりそうになってしまったのですが…ちょっと冷静になってみましょう。

通常、1枚100円で入手するものです。

もちろんレア度が高く、簡単に手に入るものではありませんので、いくらかければ手に入るかはわかりませんが、それでも通常は1枚100円です。

そう考えると、1枚1000円は10倍の価格ですので、決して安くはないはずですよね。

一方で、先に見ていたものは1枚5000〜8000円と、それはもう明らかに価格が高騰しているものばかりでした。1枚あたり50倍から80倍！ですからね。

ですので、それと比較すると1枚1000円というのは、ずいぶん安く見えます。

…これが人間心理の面白いところですね。

案外、世の中の物事の多くの事象は相対的に決められるものなのかもしれませんよね。

1枚100円から見れば、1枚1000円は高い。

1枚8000円から見れば、1枚1000円は安い。

見る順番、理解する順番などによって、物事の価値が変わってしまう。案外、そんなものなんですよね。

…で、結局今回は1枚1000円のカードも買わず、10枚で1500円のカードを買って、子供たちで分けてもらいましたとさ（笑）