息子のパニックが起こった日。

昨日の「ここのね」は、うちの子2人と、いつも来ている高校生の女の子と、今回初めての彼女の友だちの合計4人。
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雨も降っていたし、部屋でまったり のんびり 穏やかに過ごしました。
しかし帰りの掃除の時間、それまでの穏やかな空気が一変することが!!
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それは息子のパニック!!
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あんこ(猫)に追いかけられて逃げているのを、遊んでるのと勘違いしたスタッフが「あんこ、行けー!!」と、はやし立てたのが気に入らなくて、怒り始め、イスをなぎ倒し、大声で泣き叫びながら、「2度と こんなとこ来んーー!!もう帰る!!帰る!!と大パニック。
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まぁ、もっといっぱい過程はあって、みんなの対応もあるけど、おおざっぱに書くとこんな感じです。
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家に帰って落ち着いたところで、ゆっくり話をすると、「うん、うん。」と頷きながら聞いていました。そして、もう行かん!!って言ったのは取り消すということ。嫌な時は「嫌だ!!」と言えるようになろうということで、話がまとまりました。
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そのあと、その内容と、私や娘、息子の心の内を、スタッフにLINEしました。返ってきたスタッフからの内容が、嬉しくて嬉しくて、涙が止まりませんでした
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詳しくは書けませんが、自分たちの未熟さから対応が出来なかったことや、
この件で自身の気づきがあったこと、娘のサポートが必要だと思ったこと、もっと信頼関係を築いていきたいこと。などなど...
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彼らは発達の専門家じゃありません。でも、人間と人間の対等な付き合いを、心を開き、真摯に受け止めて、そして心を通わせようとしてくれます
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そして、もう一人、心強い味方が!!
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それは、いつも来ている高校生の女の子。私が帰宅してしばらくしたら、彼女からメッセージが。息子や娘を気にしながらも、私への気づかいが書いてありました。
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あとでスタッフのLINEで知ったのですが、息子がパニックになり、私が対応している間、ずっと娘を心配して寄り添っていてくれたそうです。今でもこの文章を書きながら思い出すと、涙が溢れるくらい嬉しいです。
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正直、パニックになった時は、それまで調子が上向いていただけに、「あーー、またかーー」と、かなり疲れて、落ち込んで、これからどうしよう。と思っていたのですが、こんなにも素敵な人たちに支えられて、すごく前向きになったし、清々しい気分になりました。
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つたない文章で長々と綴ってしまいましたが、諦めなくてよかった。出逢えてよかった。その想いが日に日に増していっています。

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