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🌸ここのね自由な学校 第一回卒業式🌸


本開校一年目。

先日、3人の卒業生たちがここのねを巣立ってゆきました。

一人は、春から高校生。松川 大介さんの未来学園へお世話になります。
一年半、ここのねで学びました。頼り甲斐のあるお姉さん的存在で、いつも私たちスタッフを支えてくれました(笑)

彼女のお母さんが「ここのねのスタッフと関わって欲しいからこの学校に通わせていました」と話してくれたことが本当に嬉しかったです。電車とバスを乗り継いで、雨の日も風の日も遠くから通い続けてくれた彼女に感謝の気持ちでいっぱいです。

もう一人は、春から中学3年生。初めて会った時は小学6年生だった彼は、2年半ここのねに通ってくれました。一緒に色んな高校に見学に行き、「農業の道に進みたい」と心に決めた彼。春から受験勉強を頑張る為、別の場所へと行く決意をしました。最後は、堂々と「ここのね思い出新聞」の発表をして、「ここのねでは、人とのつながりを大切にすることを学んだ」と言ってくれたのが本当に嬉しかったです。私たちが一番伝えたかったことだなぁと思いました。

最後に、春から新中学生になる彼女。初めてここのねに来た一年半前は、元気がなかった彼女。でも、見る見るうちに表情が明るくなって、元々彼女の中にあったユーモアと優しさが溢れてきました。当時、勉強に対する「怖さ」を抱えていた彼女は、「勉強して自分の選択肢を広げたい」と今誰よりもキラキラきた目で勉強に励んでいます。地元の中学校に帰ったら、思い切り勉強を頑張るそうです!彼女なら、きっとどんどん輝いていくだろうなぁと思います。とても楽しみです。

こんな素敵な3人の大事な門出を在校生のみんな、保護者のみなさん、ここのねクリエイター(外部講師)の方々、給食ボランティアのみなさんが心から祝福してくれました。

音楽の先生、古賀さゆみさんのピアノ生演奏も保護者の内田しょうごさんのギター演奏も最高でした。

一人一人に読んだ修了証書も感涙。

そして、みんなで歌った

『上を向いて歩こう』

『旅立ちの日に』

歌いながら胸がいっぱいになりました。

低学年チームのダンス発表も
高学年チームの卒業旅行プレゼン発表も
アートの授業で作った『起き上がり小法師』も

全部ぜんぶ、よかった

給食ボランティアさんが4人で作ってくれたご馳走も本当に本当に美味しかった!!!

みんなが摘んだ野の花で花束を作ったのも
保護者会でみんなで熱く語ったことも
なぜか放課後校庭でシャトルランがはじまり
200回超えた子がいて感動をもらったのも

全部ぜんぶ、最高の思い出。

本当に今日一日の出来事?

と思うくらい、濃くて幸せで身体はめっちゃヘロヘロだけど、心はポカポカでこのまま寝るのがもったいなさすぎて、投稿しました!笑

長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。

そして今年度、たくさんの方に応援していただき、支えていただき、本当に本当にありがとうございました!!!

4月から2年目になるここのね自由な学校。
また、新たなスタートを切ります!

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

ここのね自由な学校は日本の法律上、公的な支援が受けられません。それは回り回って子どもたちの経済負担に重くのしかかっています。ここのねを「誰でも通える学校」にするため、ご支援をよろしくお願いいたします!ご支援いただいたお金は、給付型奨学金や施設設備の充実等に利用させていただきます!