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悩みのこたえは、自分のすぐそばにあったんだ。

いつも頭の中のどこかにある
モヤッとした感覚。

それは、時々違う「悩み」という形で私の前に現れる。

いつも違う形だから、その悩みにはこう対処して、あの悩みにはこう対処して……とまるでモグラ叩きのよう。

だけど、本当はぜーんぶ根っこで繋がっているんだ。

そのことにもう、気づいてしまった。



私の場合は、「認められたい」という承認欲求が根っこにあるんだな。

それはきっと、幼い頃から私が求め続けてきたものなんだろう。

自分で自分を認めることがちょっとヘタクソだから、その分、目に見える誰にでもわかる「何か」を求めてしまう。

それは、仕事でのキャリアであったり、
「良い」お母さん像であったり、
「良い」奥さん、「良い」教師像であったり、「良い」生き方であったりする。

その「良い」を求める気持ちは、生きている限り、ずっと形を変えてやってくる。

その度に自分をジャッジしてたんだなと、今は思う。

自分で自分を認める。
私は私を肯定する。

それは私にとって、いくら頭で考えても難しかった。

だけど、今日気づいた。

私がこれまで生きてきた中で紡いできたご縁で、今私のまわりにいる人たちが

「今までよく頑張ってきたね」

「もう、これからは好きなように奈菜絵らしくのほほんと生きていいんじゃない?」

って私に伝えにきてくれているのだと。

そしてそれをメッセージとして一番伝えてくれているのは、家族だと思う。

小3の長男は、猪突猛進型で貪欲で、まっすぐで優しい男の子だ。

私と彼が似てることで、ぶつかることも多かった。けれど、いつだってハッとすることを伝えてくれるのは、彼だった。そして、その言葉は私が心の奥に隠しているものだった。

今度2人でカフェに行こう。美味しいものを食べながら、色んなことを彼に相談していきたい。


小1の次男は、兎にも角にも私を癒してくれる存在だ。それを自分もわかっているのか、プリプリ怒ると「もう、癒しのパワーママにやらんよ!」と言う。そんなところがもう腰が砕ける可愛さだ。

彼とは、「これ可愛いね」「これ美味しいね」って色んなものを一緒に愛でる時間が一番幸せ。これからもそんな時間を大切にしていきたい。

最後に、仏の夫さん。
どんなに私が疲れていて理不尽な態度をとっても、怒らず、優しく声をかけて、そっとしてくれる夫さん。

19歳で出会ってから、もうすぐ20年。ずっと変わらず私の身体も心も労ってくれ、同時に心配してくれる相方。

これからは、私が笑顔で元気にいることで恩返ししていけたら良いなと思う。



私が「足りない」「ナイナイ」「もっともっと」と思っていたものは、実は一番近くにあった。

「どんなママでも大好き」と全身全霊で伝えてくれる息子たちがいる。

「奈菜絵が笑っていてくれることが自分の幸せ」と伝えてくれる夫がいる。


それって
それって

「そのまんまでいいよ」

っていうことなんじゃないかな?

先をむやみに心配することなんてない。
あった出来事で落ち込みすぎることもない。

自分で自分を卑下することなんて、もっとない。


ただ、笑っていてよ。

そんなシンプルで優しくてしあわせな願いが
いつも私のまわりには溢れていた。


なんでモヤモヤしてたんだろうな。

なんだかもう、小さなことで悩むのがもったいないなと思ってきたよ。

だって目の前にこんなに素敵な世界があるのだから。


心から溢れたメッセージ
足を塗った子
みんなで床に絵を描いた
楽しくてしあわせな時間


前を向いて歩いていこう。

上を向いて
心を震わせていこう。

私には、待っててくれる人たちがたくさんいるのだから。


自分の価値観が大きく変わった日。

まるで、背中に翼が生えたような気持ち。

飛び立とう
   どこまでも🕊


大好きないくちゃんに描いてもらった翼

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